クリスマス〜年末

祖母が亡くなって、半月が過ぎました。
何とはなしに自分の中で整理したり考えたりすることもあり、はりきって何かをしようというような気持ちにもあまりなれず、ただこつこつと身の回りのことを片付けたり、するべきことをするような、そんな日々だったように思います。


とりあえず、喪中葉書を作って出し、3連休は思いつくところから掃除を始め、クリスマスは家で過ごしました。


それでも、イブの朝は少し早めに起きて、ケーキを焼きました。

いつもの、豆乳となたね油とてんさい糖の、なかしましほさんのレシピ。(少し前に、なかしましほさんのご主人が友達の同級生ということが判明。。微妙に世間は狭いですね??)表面がかなりデコボコだけど、家族で食べるんだからいいんです(^^ゞ
 
そう、お世話になった保育園の園長先生から、いつだったか何気ない会話の中で笑いながら言われたのですが、「プロになる訳じゃないんだからいいんですよ」という言葉で、私は裁縫や料理やお菓子作りが、すごく気楽になりました。いつからか、本みたいに完璧にキレイにできなくちゃいけないような気がしていた、縫物もお料理もお菓子も、家族が喜んでくれるものが作れたらそれでいい、と思えたら、すご〜く楽になった。子どもや家族が笑顔になるようなものって、本当にささやかで何気ないもの…。縫い目だってちゃんとしてなくてもいい、お母さんが家族のことを思って楽しく作ってくれたものだったらそれでいい、そういう大らかさでいい、笑顔になれたらいい…そう思えたら、縫うのも、焼くのも、生活の中にとけた気がします。園長先生の何気ない一言に、感謝しています。


ブルーベリージャムのロールケーキにして冷蔵庫に入れてから、ケーキに飾るクリスマス用の飾りが何もないことに気がつきました。いつもの年だったら、生協とかスーパーとかで見つけて買っておく、サンタとかチョコレートとか柊とかの飾りがセットになったもの。
でも、あの飾りは食べてもおいしくないし、作りものはちょっと飾ってすぐに捨ててしまうだけだし…。
緑の葉っぱと赤い実だったら、娘たちと近所を散歩して探しに行けばすぐに見つかるし、その方が楽しいやん♪と思いつきました。


雪も散らつきだし、娘たちは散歩に行きたいと大騒ぎ!雪の中の散歩はまた楽しいものでした。近所の空き地や雑木林や、棚田の畦道や、長女の秘密基地(?)周辺などで、赤い実や緑の葉を見つけて帰ってきました。

娘たちにとっても、この日の木の実と葉っぱ探しは楽しかったらしい。



夜、こんな感じで各自のケーキにデコレーションしました。

↑ 私のケーキ。

↑ 長女のケーキ。

↑ 次女のケーキ。

↑ 翌朝の私のケーキ。

夫は残念ながら急な仕事で名古屋でしたが、イブの晩ごはんにはFace Timeで参加。



この夜は久しぶりに真面目にきっちりポテトサラダを作り(ここしばらくポテトサラダを作っていなかった…)、久々に作ってみたら何かハマるものがあり、翌々日にまた作り、ジャムロールケーキもまた昨日焼いて…と、いったん何かにハマると、しばらく何度も何度も繰り返し作りたいという衝動に駆られる私。。


サンタクロースも、ちゃんと来ましたよ。
昨年まではサンタクロースに特に手紙なども書かず、サンタにおまかせにしてきたのですが、今年は夫も私も何も言わないうちから(10月頃から)長女が勝手にサンタクロースに手紙を書いて壁に貼っていました(次女の分まで長女が勝手に)。そうなると、サンタクロースも長女の熱心な願いを無視する訳にもいかず、長女は希望通りのプレゼントが届いて大大大満足だった様子です…が、この手紙方式には、色々と不都合な面もあることが分かりまして…来年はやはり「サンタクロースにおまかせ」方式で、長女に話してみようと思っている私たちです。。



12月は仕事を休みにしたお陰で、ゆっくり祖母を見送ることもできたし、その後はようやく少し立ち止まって自分の身の回りや家の中を少しずつ整理したりして、落ち着いて年末を過ごすことができています。
溜まりかけていた服の修理も、ようやく片付けられました。長女がコートのボタンをどこかで2つなくしてきたので、新しいボタンを長女と一緒に選んで、全部付け変えてみたら、新鮮な感じになったり(^^)



冬休みに入った娘たちと奈良でのんびり…の年末です。習い事も休みに入ったし。暇だからどこか(イオンとか(^_^;))でも買い物に行こうか…?と誘ってみても、娘たち(特に長女)は、「まったりお散歩したい。いろいろな自然の写真を撮ったりしながら…♪」とか、のんびりした返事。確かにイオンとか行っても、何ということもなく人が多いのに疲れたりするし…3人でのんびり近所を散歩している方が、ずっと豊かな気持ちになれて楽しいような…(^^)
クリスマスからしばらく、天気も良かったので、縄跳びとカメラを持って、近所を探検&散歩という日が続きました。色々な発見や出会いがあり、楽しかった(*^_^*)川沿いでは鴨たちを観察したり、友達の家の大きな山茶花の木の花にメジロの群れが来ているのを見つけたり…(写真は撮れませんでしたが、あんなにたくさんのメジロを見たのは初めてでした!メジロたちが山茶花の蜜を吸って、花がさわさわと揺れる様子は、静かで可愛らしくて素敵でした…)



昨日の午前中は、同じマンションのホルン夫婦と、幼稚園の部屋を借りて楽器の練習をしました。1月の誕生会で、フルートデュオ・ホルン・ピアノのアンサンブルをするので、そのための練習。アンサンブルには奥さんが参加するのですが、昨日はご主人も休日とのことで娘さんと一緒についてきました(笑)。
2時間半ほど吹いたのですが、ホルン夫婦はそのうちの2時間を、基礎練習に費やしていました。真剣に音作りをする2人の姿が、とても良い刺激になりました。2人が、2小節ほどのフレーズをお互いに吹きあって、この音はもっと息をしっかり吹きこんだ方がいいとか、この音の前には親指を早めに動かした方がいいとか、この音に入る前のこの音をもっと思い切って吹いた方がいいとか…そういうことを真剣に話す様子がとても興味深くて面白かったです。2人はオケで吹いているので、オケでは1人の音の存在がとてもとても重要…。そういう姿勢の一端が伝わってきました。夫婦でデュオできるのもいいなあ…。


ホルン夫婦との練習が良い刺激になって、12月頭のコンサート以来、しばらくご無沙汰になっていた吹奏楽団の方の楽譜にも、ようやく少し気持ちを向けられました。代表さんに、必要な連絡事項もようやくメールできたし…また新しい気持ちで、フルートを楽しんでいけたらと思います。


今年も残りわずか…。
もう少し、身の周りや家の中の整理をして、30・31日にはゆっくり年越しの準備をしながら、家でフルートの基礎練習をしたり、じっくり黒豆やお煮しめを煮たりして過ごせたら、私はそれでもう幸せだな〜…(夫はスケートに行きたいと言っていますが…私はすっかり内向き)