10月と11月のいろいろ…

FBを使うようになって、ブログはすっかりご無沙汰になっています…

最近も相変わらずフルート(吹奏楽)に、絵本読みに、小学校と幼稚園の役員に…という日々を送っています。
10月には8年ぶりに(←結婚以来初めて!)東京に住む親友と女子旅をしてきました。小田原で待ち合わせて東京駅の改札で別れるまで本当に良い時間でした。彼女とは20代前半の頃に京都で3年間一緒に暮らしたのですが、今では奈良と東京に離れて1年に1回会える程度になってしまいました。会って友情を再確認…やっぱり彼女はいいなあとしみじみ…そして女子旅っていいものだな〜…としみじみ。また絶対行こう。
11月は自分の誕生日もあり、祖母の一周忌があり、祖母の一周忌の翌朝に祖父が亡くなり…そして京都のブラスの演奏会があり、幼稚園の大型紙芝居の本番が2回あり、幼稚園のバザーがありました。

祖父のこと…亡くなってから、祖父の若い頃のことをようやく少し知りました。戦時中のこと。通夜が終わった夜、実家で初めて、祖父が戦争中にいたという陸軍飛行学校の卒業アルバムや記念アルバムを見ました。戦争中の物のない時代に、よくこんなアルバムが作れたなあ…と感心するような立派なアルバムが3冊ありました。祖父が終戦までいたという知覧の飛行学校や特攻基地のことも調べてみました。祖父は知覧で終戦まで少年飛行兵の指導教官をしていたようでした。子どもの頃に祖父母から、祖父は特攻に行く予定の前日に戦争が終わったから、死なずに帰ってきたという話を何度も聞いたことがありました。子ども心にはよく意味がわからず、半信半疑で聞いていましたが、どうも本当だったらしい…とようやく少し祖父の若い頃の姿を知れたような気がしました。知覧から死なずに帰ってきた祖父は祖母と結婚し、父が生まれました。私は戦争を知らないけれど、自分や娘たちに命がつながっていることに、祖父と戦争がこんなふうに関わっていることの不思議を感じました。
そして、やはり、生きている間にたくさん語り合ってその人を知ることの大切さを、感じたような気がします。

今は、いつか鹿児島に、知覧に、祖父の若い頃の足跡や祖父が見たかもしれない風景をたどって、旅をしてみたいと思っています。自分が生きている間に知っておくべきことがあるように思うからです。


周りの人たちとの関わりを大切にすること、出会いやご縁を大切にすることを、改めてじんわり感じながら、気づけば秋は深まり、初冬の気配の中にいるこの頃です。