京都、行こう。

かつて京都で一緒に暮らした友人が、鹿児島の実家から東京へ戻る途中に、京都で会おうと連絡をくれました。
久しぶりに2人でゆっくり会って話せるので、1週間ほど前から楽しみで楽しみで…
先週末に夫が休みに入ってから、家で食堂のおばちゃん業に徹してきましたが、昨日は1人で出かけさせてもらいました!



お昼に南禅寺の瓢亭を予約して、初めて行ってきました。


松花堂弁当をいただきました。名物の瓢亭卵もついています(^^)


↑ 枝豆ごはんと、そうめんの入ったすずきのお椀。すずきに少しだけ塩がしてあったのも美味しかったし、枝豆ごはんには刻んだ茗荷が入っていて、しゃきしゃきとした食感も美味しかったです。
お店もとても静かで落ち着けてよかった。



いっぱいいっぱい話しながら食事を愉しんだ後、瓢亭の隣にある無麟菴(山県有朋の別荘)へ。お抹茶とお菓子もいただきました。


東山の借景も良い良い…。庭を流れる水は、琵琶湖疏水


それから、南禅寺の境内や水路閣の周りを散策しました(←ここサイクリング部のポタリングでも何回か来たなあ…黄色いウィンドブレーカーを着た女子たちが今にもひょいひょいと出てきそうで懐かしかった)。
そのあと、二条寺町あたりをぶらぶらしようかとも思いましたが、せっかくだから…という友人のリクエストで永観堂へ。



閉門時間をやや過ぎていましたが、受付のおばちゃんが入れてくれました(*^_^*)

秋の永観堂へは一度だけ行ったことがありますが、夏の永観堂も、とてもとても良かった。人も少なくてゆっくりできて、楓や苔の緑が豊かで。お庭はどこを見ても細やかに美しくて、時折吹いてくる東山の風が天然の涼でした。

無麟菴でも南禅寺でも永観堂でも、ちょっと歩いては気持ち良さそうなところに座ってしゃべって…良い時間だった。
永観堂の本尊のみかえり阿弥陀さまも、2人だけでじっくり見られて、お参りもできて、良かったです。



友人に、「歴女」と言われました。…夫にも言われたことがあるけれど、そう言われてみれば、一般的に見ると私はいわゆる歴女なのかも。。京都が好きだし、色々と日本史の豆知識を仕入れることも好きだし、それについて熱く語ることが好き…。国文だし(^^ゞ(ちゃんと相手をしてくれる人はなかなか少ないですけど。。)Hちゃん、昨日も私の歴史うんちくを聞いてくれてありがとう。


一緒に住んでいた頃は当たり前に毎日顔を合わせて、夜遅くまで(どっちかが疲れて寝るまで…)語り合った友人。あの頃、楽しかったなあ。20代ならではの迷いや悩みもいっぱいあったけれど、そういう話もいつもいつも聞いてくれた。今では年に1回会えたらいいなあっていうペースだけれど、いつ会っても変わらずに楽しくて共感できて、いっぱい良いパワーをくれる。私もまた頑張ろうと思えました。良い友だわ…本当にいつもありがとうね。また会おうね。