結婚式と金環日食

tamago-ayako2012-05-23

金環日食の前日、高校時代からの友人が結婚式を挙げました。(名古屋まで行って来ました)


彼女とは高校3年間同じクラスで、出席番号も前後という仲(^^) 結婚式の前日に電話してみたら、「とうとう私にもこんな日がきたよ…」と言っていました。私もいつなのかどうなのか…と待っていたので、彼女から結婚の連絡を貰った時には本当に嬉しかった。


金曜日の夜に夫が奈良に帰ってきてくれていたので、娘たちを頼んで、日曜日に日帰りで私だけ名古屋へ(夫と娘たちは幼稚園のオリエンテーリングに参加…)。
栄にある神社での神前式の後、夫の会社の名古屋事業所のすぐそばにある、「河文」という料亭での披露宴でした。(神社から披露宴会場へ移動するバスが、名古屋事業所の前を通りました…夫はいつもここへ来ているんだなあ…と思いつつ。。)


昔から、まったく飾らない人柄の友人ですが、結婚式でも披露宴でも本当にいつものまんま(^^)で、それがあまりにも彼女らしくて笑えました。(もともとが背も高くて美人な彼女なので、花嫁姿はほんとうに素敵だった♡なのに、いつものまんま(^^))
誠実そうで優しそうなご主人も、彼女が1X年勤め続けている会社の人たちも、長いつきあいの彼女の友達もみんな、彼女の人柄を表していて、彼女はみんなに愛されてるな〜…と本当に心が温かくなりました。いっぱい笑った披露宴でした。


友人は、翌日からチェコオーストリアへ新婚旅行中。チェコでは絵を、オーストリアでは音楽を、楽しんでくるそうです。いいな〜(^^)


日帰りで名古屋往復の近鉄特急は、電車大好きな私もさすがに疲れました。夫は毎週、こんな大変な道のりを帰って来てくれているんだなあ…と、また感謝。。いつもありがとう。



そして、翌日は金環日食。日本で、金環日食が広範囲で見られるのは932年ぶり。そして、次に今回のような規模で見られるのは300年後…。
5月21日が金環日食とは知りながら、そして当日はきっと娘たちと一緒に見るんだろうな…とは思いながら、直前までのんびりと何の準備もしていなかった私…。金曜日の午前中に、ハッと、「日食グラス買わないと」と思い、Amazonで注文。
そして、日曜日の夕方に無事配達されました。

色々な日食グラスがあったけれど、価格と安全性で、ビクセンのグラス(日本製)を選びました。


当日は、朝食の準備をしながら6時半頃からベランダにちょこちょこと出て太陽をチェック。6時半前後には、欠け始めていたと思います。まるで月のような形の太陽が、グラスを通してきれいに見えました。
夫も家にいたし、長女も起こして観察。長女が想像していた以上に喜んで、興奮していました。日食が進んでいくにつれて、朝なのに、辺りがまるで夕暮れ時のような雰囲気に…。朝食を食べながら夫と、「日食の時って、こういうふうになるんやな…」と話しました。
そして、7時半少し前。リングになる瞬間を見られました。本当にきれいだ、と思ったし、想像していた以上に何か、不思議な感動がありました。


次女は7時半前まで布団の中でグーグー寝ていて、まあ、次女は意味がよく分からないだろうからいいか、と夫と私は適当に諦めていたのですが、リングになる直前に、長女が次女を一生懸命起こしだし、それでも起きない次女の様子に、長女は「はるちゃん、にっしょく見られへん〜、はるちゃん見られへん〜…」と涙をポロポロこぼして号泣。。
長女があんまりオゥオゥと泣くので、夫が次女を抱きかかえ、私が次女の目にグラスをあてて、なんとか見せる格好に。夫が、「はるちゃん、太陽見えた?」と聞くと、次女は寝ぼけながら、「きらきら…」とのご感想。本当にちゃんと輪っかが見えたのか…?


そんなこんなで騒がしかった我が家の日食観察でしたが、家族4人で見られたことが、何だか温かく心に残りました。当日になるまで、日食にはそれほど興味がなさそうだった夫でしたが、日食を観終わった後は、「日食グラス、お手柄やったな(^^)」と言ってくれました。
長女は、次は2030年6月1日の金環日食が観たいから、北海道へ家族で行こう!と言っています。(長女は24歳、次女は22歳か…)


普段、あまり意識しないけれど、何か宇宙や天体の大きさや不思議を感じたり、果てしない時間の長さを感じたり…そういう何か言葉でうまく表せないような広くて大きなものを、ふと感じられた朝だったように思います。
娘たちに見せたい、と思ったから、私はグラスを買ったけれど、もし娘たちがいなかったら私は見なかった、かもしれない。娘たちの存在にも感謝しました。そういう、不思議な巡り合わせの朝だったようにも、思います。本当に一瞬のこと。



それから、その日、この数年間、入ろうかどうしようかと迷ってきたママブラスの見学&体験に、初めて行ってきました。これも、色々な巡り合わせというか、きっかけがあって。
本当は、市内で活動しているママブラスの方が練習に通いやすいのですが、フルートは既に何年か前から募集停止。この日体験に行ったママブラスの練習場所は、自宅から車で20〜30分ほどかかりますが、環境がすごく良い。
そして、岐阜ジュニア吹奏楽団の先輩に紹介してもらったKさんにも初めてお会いできたし、バンドの音と響きも心地良かったし、「フルートはたぶんあなたが最後の1人」と言われたので、これを逃したら私が入れるバンドはもうないと思うし、たぶんこのまま入ります。Kさんよろしくね。またゆっくり話しましょう♪