春の帰省

日曜日から、岐阜の実家に帰省していました。
今回は、行きの名神で久々の渋滞に遭い(彦根トンネル付近で事故)、奈良から岐阜まで5時間もかかってしまいました。。娘たちはよく耐えたと思います…


今回の帰省は実家でゆっくり過ごそうと思い、2日は実家の近所を娘たちと散歩したり、庭で遊んだり(私は草引き)しました。実家の裏の竹やぶを歩くと、たけのこが土から少し顔を出していました。湧き水も見つけました。
散歩のあと、公園にでも行こうかと思ったのですが、娘たちは「おばあちゃんちの庭がいい」。私が引いた草を野菜に見立ててごっこ遊びをしたり、つくばいの水を柄杓ですくって庭にせっせと撒いたりしていました。私も、久しぶりに草引きをして楽しかった。生えてきたばかりの春の草は柔らかいし、土や草に触っているとほっとしました。


もっともっと庭遊びを楽しみたかったのですが、3日は春の嵐…。岐阜も、午後からの数時間は凄かった。嵐に備えて、午前中に娘たちとイオンへ粘土を買いに行き(油粘土とふわふわした軽い粘土)、午後からは部屋の中で娘たちの粘土遊びの相手をしていたら、うとうとと寝てしまいました。うたた寝している間に、窓にザーザーと雨が激しく打ちつける音がし、娘たちが「おかあさん、おだんごできたよ、見て!」だのなんだのかんだのと騒いでいる声がしていました。目が覚めた時には、嵐は過ぎ去っていました。
夜は、お好み焼きを作りました。父が、おいしいおいしいと言って喜んで食べてくれました。


4日はもう奈良へ帰る日。3泊したんだけれど、中2日なのであっという間…。
午前中、娘たちと一緒に、特養にいる祖母に会いに行きました。祖母の存在に、子どもの頃の私はだいぶ救われてきたことに、なぜか今になって気付かされています。いつも無条件に自分を認めてくれた存在が、実は祖母だったと思います。祖母はそんなこと意識したこともないと思いますが…大正生まれの人のおおらかさというか、素朴さというか…。そういう感謝を自分はちゃんと伝えきれていないのだろうな…今はもう、帰省した時に娘たちを連れて会いに行くことしかできないけれど…帰る時にはいつも、娘たちも私も祖母の手を握るようにしています。娘たちが、ひいばあちゃんとの時間を憶えているように。
私が小さかった時、祖母はいつも畑仕事をして土を触っていたから、黒くてざらざらの手だったけれど、今はつるっとしてしわしわで柔らかい手…。
そして、やっぱり今も、祖母は何の条件もなくただ私を認めてくれていることを、感じることができました。


午後は、奈良まで頑張って運転しました。帰りは3時間。
娘たちは2時間寝て、草津SAで休憩しておやつを買って、草津から奈良までの1時間は元気に起きていました。
家の駐車場に着くと、まだ明るくて、娘たちが「桜見に行きたい!」と言うので、うちの裏の桜が咲いているか見に行きました。娘たちは久しぶりの自転車で。


春の嵐に耐えて、楽しみにしていた桜が開いていました(^^) 「明日はお花見したい!」と長女。
本当は、岐阜で娘たちとお花見をするつもりで帰省の予定を立てていたのですが、今年は桜の開花が少し遅くて、岐阜も今日ようやくほころびかけたところでした。


今日から仕事の予定で帰ってきたのですが、今週はお休みのメールが届きました。入学式まであと1週間。今夜からようやく針仕事をしています(^^ゞ