長女6歳

長女が生まれた日から、今日で6年。
この6年間をふり返ると、本当に「あっという間だったなあ」という言葉しか出てきません。


先日、東京に住む友人と久しぶりに電話で話した時、彼女はこの6〜7年を「長かった」と言っていましたが、私はただただあっという間でした。子どもの成長があっという間だからかな…出産した時にはずっとこのまま赤ちゃんでいるような気がしていた子どもが、どんどん変化して成長していくというのは、卵から幼虫が生まれてどんどん大きくなりさなぎになって脱皮していくような、一時もとどまることのない変化とともにある毎日でした。だから、「あっという間」に感じるのだろうか…


これから先、どうなるのか、正直全然分かりません…。
今は可愛らしい娘たちですが、成長とともに乗り越えなければならない時期や壁もやってきます。そういう時に、親としてどう向き合っていくのか、覚悟しておかないといけない…と、今から思っている私です…(色々な思いを抱えた中学生と向き合った時期があったからだと思います)。


たまたま今日、眼科の待ち時間に読んでいた「母の友」の中に、こんな文章がありました。
「子どもの中には神様がいます。
神様は、素直で、気取らず、疑わず、恨まずおおらか。神様は優しくて純情、希望の光、喜び。その前で、大人の倦怠と怠惰に染まった私は、恥ずかしくて切なくて、謙虚にならざるを得ないのです。
すぐそばにある、きらきら光る子どもの日々。全身を震わせて泣き叫んでいるとき、陽が射すような笑顔のとき、ひたすら見つめているとき、私は子どもの中の神様に見とれるのです。」
(「母の友」2012年4月号、観心寺保育園園長 渡辺範子さんの文章より)


長女の子育てに関しては、私はいまだに日々手探りです。
自分と似ているところもあって、分かる部分もあり、それだけにイラッときてしまうところもあり…(-_-;) そういう長女をかわいそうだ…と思ってしまう時もあります…。正直、日々反省の繰り返しです。夫に救われている部分もあります。ただのびのびと育ってほしいだけなのですが…なぜ日々こうも手探りなのだろうか…と。。(そしてその陰で次女が勝手にのびのび育っている感じがします…)


娘たちの中にも、神様がいる、と思います。子どもは素敵だと思います。こんなにもきれいな心の時期は、いつまで続くのだろうか…


今日こそは、長女にいらぬ小言を言わずに過ごせるといいのですが…。本当に、日々反省ばかりの私。。
今夜は、心から「6歳おめでとう」とお祝いしたいと思います。