ママたちの合唱

今日は、もうすぐ卒園する子どもたちに、年長のママたちから歌のプレゼントをしました。


1年前に、絵本の会のママ友達から「来年、卒園する前にこんなことをやりたいんやけど、ピアノの伴奏弾いてくれへん?」と相談され…彼女はじわじわとそれを実現していきました。最初は正直、本当にできるのかなあ…と思ったりもしたけれど、いつもひたむきで一生懸命な彼女と一緒に色々な企画や準備ができたこの半年は、慌ただしさを楽しいと感じられた時間でした。
秋頃、年長ママたちを集めて相談し、みんなが了承してくれたので、年末から今日まで、5回ほど集まって練習を重ねました。曲目は「ありがとうの花」と「ともだちになるために」の斉唱、「思い出のアルバム」のハンドベル演奏とメッセージ、「BELIEVE」の二部合唱。
「BELIEVE」は、8年ほど前に勤めていた中学校で、初めて生徒たちと一緒に全校合唱で歌ったとき、なんて優しい気持ちになれる歌詞なんだろうと涙が出てきた歌です。


今日は、子どもたちも先生たちも、びっくりしたみたいでした。涙を流して聞いてくださった先生もいました。ママたちも泣いていました。


私は、ママたちの背後で間違えないようにとただ必死に弾いていて(…で、最後の方でだんだん妙に気持ちが高ぶってきて緊張してきてしまって、音が一部飛んでしまったのですが…)、実際の歌がどんなふうに聴こえていたのか、子どもたちの反応がどうだったのか、会場の中の雰囲気がどんな感じだったのか、はっきり分からなかったのですが、終わって涙を流しているママたちを見て、やってよかった…と思いました。


ママたち1人1人がみんな素敵だな…と改めて感じた今日でした。いいメンバーに巡り会えました。


あとから長女に、「お母さんたちの歌、どうだった?」と聞いてみたら、「すごかった!!すごいきれいな声やった!」と言ってくれました。そして、「お母さん、ピアノまちがえたね」と(-_-;)…ハイ。
ママたちに「間違えたわ〜…ごめんね〜…」と言ったら、「えー!?全然分からんかったよ!?全然平気やよ〜」と言われたのに(たぶんママたちは歌うことに一生懸命だったんだと思う)、いつも家で練習していたから長女にはバレバレだった。


歌うっていいな…と思いました。声を出すことはやっぱり素敵なことだし、そして周りとひとつに声を合わせて歌うっていいものだなあ…と。良い仲間がいてくれてこそ、だと思いました。


学級委員の仕事は、あとは月曜日の懇親会。もう一息、頑張ろう。