2011年の終わりに

名古屋から帰ってきて、昨日は夫の引っ越しの準備や、家の中の片付け、買い物などに追われました。


晦日の今日は、ようやく年越しとお正月の食材の買い出し。娘たちは、夫が公園や駅前に連れて行って遊んでいてくれたので、その間に私は買い物に走り回りました。なんとか16時には家に戻り、買ってきたものを片付けて、夫と娘たちがお風呂に入っている間に、昨日の夜から浸しておいた黒豆を煮ながら、年越しそばやぶりの照り焼きなどを作りました。


みんなで大晦日の夕飯を食べながら、紅白を観ました。今年は特に、歌がしみます。今までそれほど感じていなかった歌詞が、こんなに沁みるなんて…歌や詩は、きっと心が研ぎ澄まされたどん底のようなところから生まれてくるんやな…と感じながら聴いていました。


家族で家でこうして過ごせる今日が、何よりも幸せなことなのかもしれないと思います。


振り返ってみると、2011年は、家族で沖縄にも北海道にも行けたし(北海道は予定外でしたが)、フルートも何度か吹けたし、育児サークルや保育園や幼稚園でも充実した時間を過ごせたし…教え子たちに再会できたり、会いたい人たちと会えたり…やりたいことをやろうと思い、それができた年だったな…と思います。
震災をきっかけに世の中の様々な価値観が変わり、自分の中でも何かが変わり、より日々を大切に過ごしたいと思うようになりました。自分にできることを考えたり、家族や周りの人たちとの時間を、今まで以上に大切にしたいと思うようにもなりました。


2012年は、また今までとはまったく違った年になりそうな気がしています。大変なこともあるかと思いますが、家族で心を揃えて、ひとつひとつ乗り越えていきたいと思います。愛情と感謝を大切に。