12月の絵本

昨日、長女のクラスへ絵本を読みに行きました。2月と3月は紙芝居の予定なので、私が年長のクラスに入るのはこれが最後になると思います。



何を読もうか迷いましたが、12月、年越し、ということで

かさじぞう

かさじぞう

を選びました。『かさじぞう』の絵本は他にも色々なものが出ていますが、私はこの『かさじぞう』が一番好きです。瀬田貞二さんの文章は、人間のあたたかみがあってとても読みやすいし、赤羽末吉さんの絵も大好きだから。そして日本人の心の優しさを伝えてくれる絵本だと思います。
子どもたちはとても集中して聞いてくれました。私が風邪でいつもより低いハスキー声だったのも、昔話に合っていたらしい(^^ゞ



もう1人、一緒に入ったママが選んできたのは、

クリスマスのものがたり (世界傑作絵本シリーズ)

クリスマスのものがたり (世界傑作絵本シリーズ)

でした。この絵本は、私も子どもの頃に読んで印象に残っていたこともあり、今年、長女に買ってあげたところでした。聖書に忠実に、マリアへの天使のお告げに始まり、厩でのイエスの誕生、羊飼いと3人の賢者、エジプトへの逃避行まで、有名な聖書の場面がホフマン独特の筆づかいで生き生きと描かれています。
彼女は、「もうすぐクリスマスだね。クリスマスは本当はこういう日なんだよ」と前置きして読み始めていました。長いお話だったのに、子どもたちが最後まで集中して聞いていたことにも驚きました。
彼女のやさしい声での淡々とした読み方も、とてもあたたかく、良かったです。



先生も、「今日は2冊ともとても良いお話だった…感動しました」と言って下さいました。ちょうど、異文化交流ということで、韓国のお雑煮(トック)を食べたりした日だったので(幼稚園には韓国籍の保護者の方が何人かいらっしゃるので)、韓国の食べもの、日本の昔話、聖書のお話…と色々な文化を感じられた日だった、ということも良かったようです。絵本は、その場にいながら色々な国を旅することができて(たぶん子どもの心は本当にその国の文化を体験していると思う)、それも素敵だなあと改めて思いました。



長女が最近、地球とか宇宙とか恐竜とか、人間がいつ生まれたかとか、そういうことを聞いてくるので、

せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)

せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)

を、またまたAmazonの中古本で購入。説明するのが難しいから、絵本や図鑑などを一緒に読んで、私も一緒に知っていこう(^^ゞ今月は、絵本をポチッポチッと結構買っています。そして徐々に増えていく絵本たち…だけど娘たちがよく読むので、ついつい買ってしまいます…。