ことばあそびうた

ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)

小さい頃、家にあって、ひとりで読んでいた懐かしい本。

幼稚園の絵本の部屋にあったので、懐かしくなって借りてきてみると、長女が気に入って、このところ毎日のように「読んで♡」と持ってきます。長女を膝に乗せて一緒に読むひとときは、私にも楽しい時間です。

◆なのはな

はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな

◆かっぱ

かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった

◆だって

ぶったって
けったって
いててのてっていったって

たってたって
つったってたって
つったって
ないてたって

いったって
いっちゃったって
どっかへそっとでてったって

いたって
あったって
ばったとって
うってたって

◆さる

さるさらう
さるさらさらう
さるざるさらう
さるささらさらう
さるさらささらう
さらざるささらさらささらって
さるさらりさる
さるさらば

言葉にも絵にもユーモアがあって、でも日本語本来の味わいや美しさや面白さもあって、絵が言葉のイメージをさらに自由に広げてくれるような、数少ない1冊。谷川俊太郎さんと瀬川康男さんだからこその1冊だなあ…と、あらためて思います。

普段あまり使わないような、難しい言葉も出てくるのですが、解説は何もなしで（聞かれたら答えるくらい）、ただ面白いねえ…と言って、一緒にアハハと笑って読んでいます。

…さあ、週末はまた試験、頑張らねば〜。。