この頃の絵本

この頃は、私よりも夫の方が娘たちに絵本をよく読んでます。私はその間に家事…(^^ゞ


夫が娘たちに絵本を読む様子は、私が聞いていてもなかなか上手い。夫が気に入っている絵本は、特に上手い(逆に夫があんまり気に入っていない絵本だと、適当だったりする。。)。


春奈がこの頃喜ぶ絵本(…今そのへんに転がってるもの)

めのまどあけろ (幼児絵本シリーズ)

めのまどあけろ (幼児絵本シリーズ)

かん かん かん (0.1.2.えほん)

かん かん かん (0.1.2.えほん)

がちゃがちゃ どんどん (幼児絵本シリーズ)

がちゃがちゃ どんどん (幼児絵本シリーズ)


『めのまどあけろ』は、私はすごくおすすめ…。谷川俊太郎さんの世界と、長新太さんの世界のコラボです。なんかよくわからないところも、面白い。言葉も絵も、面白い。「『もぐらもち』ってなんだ?」…とかって、娘たちと笑いながら読むのが面白い。「かんかんおこりむし」も「いっぽんあしかかし」も面白い。だけど、ただ面白いだけじゃなくて、ちゃんと言葉の持つ雰囲気が生きている。こんなことができる人はそうそういない。谷川さんは天才だなあ…と思います…。


『かんかんかん』も、訳がわからなくて面白い。京子も赤ちゃんの時喜んでいたけれど、最近の春奈の反応がいちいち面白い絵本です。単行本になったのね。


『がちゃがちゃどんどん』は、日本を代表する現代美術の作家、元永定正氏による絵本。元永さんの世界は、絵本にぴったり…。抽象的な絵に、赤ちゃんが足をバタバタさせて喜ぶ絵本。春奈もいつ読んでも喜びます。


京子は…

ピーターラビットの絵本  第1集

ピーターラビットの絵本 第1集

先日、弟夫婦の家へ遊びに行った時に、弟から『ピーターラビットのおはなし』から『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』までの21巻が入ったセットの箱をもらい、その小さな絵本を部屋の片隅で1人でひたすらちまちまとめくって眺めてます(目が悪くなりそう…)。


これはもともと実家にあった20年くらい前の21巻セット箱で、1巻目の『ピーターラビットのおはなし』だけがなぜか抜けてる…。『ピーターラビットのおはなし』だけ、以前に図書館で借りて京子に読んだことがあります。京子、2歳か3歳の時で、ちょっと早いかな〜とも思いましたが、楽しめました。これ1冊だけ、どこかで買わないと〜。


ピーターラビットのシリーズは、小さな子どもから大人までが楽しめる絵本。小さな子に読んであげるなら、

ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

ベンジャミンバニーのおはなし (ピーターラビットの絵本 2)

ベンジャミンバニーのおはなし (ピーターラビットの絵本 2)

こねこのトムのおはなし (ピーターラビットの絵本 4)

こねこのトムのおはなし (ピーターラビットの絵本 4)

こわいわるいうさぎのおはなし (ピーターラビットの絵本 6)

こわいわるいうさぎのおはなし (ピーターラビットの絵本 6)

モペットちゃんのおはなし (ピーターラビットの絵本 5)

モペットちゃんのおはなし (ピーターラビットの絵本 5)

このあたりでしょうか。


久しぶりに、ピーターラビットのシリーズを開いてみると…止まらない…。大人が読んでもまた引き込まれる、ビアトリクス・ポターの世界。動物たちの絵本なんだけれど、その生活ぶりが愛らしくもリアルで、ユーモアもあり、野生の残酷さもあり…、本物です。どきどきさせられます。。凄いです。石井桃子さんの訳が、宝石のようです。
『あひるのジマイマのおはなし』、『りすのナトキンのおはなし』、『きつねどんのおはなし』、『パイが2つあったおはなし』、『2ひきのわるいねずみのおはなし』、『ひげのサムエルのおはなし』など…どれもドキドキです。


弟によると、この絵本、今はなかなか売れないらしい…。だけどぜひ、子どもたちに親しんでほしい絵本たち。子どもが1人で読むなら、小学校高学年か中学生くらいまでいいんじゃないかと思います。


このところ、すっかり夫担当の絵本ですが、今夜はなんとか私も〜…と思います。