今日の空みたいに

tamago-ayako2010-05-02

保育園から高校まで一緒だった友人が、2月に癌で他界していたことを知りました。


私と同じように子育てをしていて、2年ほど前まで、このブログにも時々コメントを寄せてくれていた人でした。



1年前には、彼女を誘って、一緒に小学校の同窓会に行きました。
元気だったのに。



その後すぐ、2人目の赤ちゃんをお腹に授かったことを知って、「ああよかった。おめでとうのメールを送らなきゃ」と思って…それは結局伝えずじまい…心に思い、伝えたいと思ったことは、その時ちゃんと伝えなきゃいけないんだと、また痛いほど思いました。会いたい時に、会わなきゃいけない、とも。



2人目のお子さんは無事に生まれ、うちの長女と1か月違いの上のお子さんも、元気で成長されているとのこと…。ご主人が知らせてくださいました。そして、本当のことだったのだと、また胸にしみました。



彼女とは、お習字の教室や、小学校のプール当番、子ども劇場、高校時代の部活…色々な思い出があります。私の保育園時代から10代の日々、出席番号が近かったり、通学路が同じだったこともあり、いつも近くに彼女の姿がありました。



大学時代と働いていた頃の彼女を私は知りませんが、その後、お互い同じ頃に出産し、子育てするようになって、mixiでたまたま再会し…、母親になり、育児に奮闘しながらもあたたかな日々を送る彼女を、また身近に感じていました。



きっと、最後に思い返した時、優しいご主人と結婚して、母になって、子どもたちを育てて…そういう日々を、一番幸せに感じていたんじゃないか…。



私も、私の日々を、大事に生きていかなければと思います。
またひとつの命の重みが、教えてくれた分。



いつ、会えなくなるか、分からない。自分も、いつ、どうなるか分からない。
できるだけ一緒にいたいけれど、それは分からない。だから、今、一生懸命に生きるんだと。



彼女は、いなくなったけれど、今日の空みたいに、どこかでちゃんと見ている、そんな気がします。
見ているよね。ご主人のことも、2人の子どもたちのことも。ずっとずっと、ありがとうね。