すごすぎる…

週末、また私だけ帰省して母の様子をみてきました。まだまだ頼りないけれども、ずいぶん動けるようになってきたことに、ホッとしました。
「今から思えば、あのICUでの姿を写真に撮っとけばよかったね〜…」なんて、みんなで笑って話せるくらいに。あの1月の母の姿から、今の母はとても想像できなかった。またこんなふうになれたらいいな…とはどれだけ思ったかわからないけれども、それは夢のまた夢のように思えました。だから、今もなんだか信じられないような感じです。ともあれ、よかった。。


実家で、母の身の回りのことや家事を手伝ってくれている義妹、空いた時間にはちくちく針仕事をしているようだったのですが、彼女が作っていたのはこれでした。

「もうすぐ京ちゃんと春ちゃんの誕生日だから」と。フェルトで手作り(全部手縫い…!)のカバンの中に、これまた手作りのクマさんが同じようなカバンをかけていて、さらにクマさんのカバンの中には、ハートやお花や丸い形に縫ったフェルトが入ってます…。ピンクとハート好みの(…)京子に合わせて作ってくれました。
…すごすぎるーーーー!!!…ちょっと、お姉さん感動してしまいました…。こんな素敵なもの頂いてしまって、いったいどうしたらいいんだろう…。


カバンの裏には、ちょっとずつ違うクマさんとおうちが、また縫い付けてあります。


義妹、まるで色紙をチョキチョキ切って作るみたいに、針と糸と布を使って、自分の作りたいものを作ってしまいます。私もこんなふうになれたらいいのに…!…憧れます…。


うちのギャング娘たちにはもったいなさすぎる…。触らせずに大事に飾っておこうか…とも思いましたが、やっぱり2人の喜ぶ顔が見たくて、奈良に帰宅して少し落ち着いてから、「なんと、○○ちゃんが、京ちゃんと春ちゃんがもうすぐ誕生日やから、すごいもの作ってくれたんやよ…」と出して見せると、娘たち、想像以上に歓喜…!


京子、昨日から毎晩、寝るときには自分の布団にクマちゃんを大事に寝かせています。今日は、手ごろな大きさの箱を見つけてきて、「これ、クマちゃんの寝るとこやねん」とその箱の中にクマちゃんを(春奈のも)並べて寝かせ、カバンを布団のようにかけてくるみ、今夜も自分の隣にその箱を置いて寝ています。


今までで一番大事にしてるかも…。
やっぱり、心を感じるのかなあ…。大事にさせたいなあ…と思います。義妹には、どんなふうに感謝したらいいのか分からないくらい。


義妹、次は『こんとあき』の「こん」に挑戦する、と材料や型紙を準備していました。
…こん…、私のところにもmocaさんから譲り受けた材料の余りが…いつの日か絶対と思いながら、いつになるんだろう…あぁ。義妹の「こん」はすぐにできてしまいそうです☆


土曜日の実家での夕食は、義妹と一緒に作りました。義妹に教えてもらいながら、炊き込みごはんと、蓮根と豚の角煮。料理しながら、食後にお茶を飲みながら、義妹とゆっくり話もできて、良い時間になりました。
彼女からは、学びたいなあと思うこと、見習いたいなあと思うこと、教わりたいなあと思うことだらけです。


夜、京子とクマさんを見ながら、「○○ちゃん、ほんとすごいよねえ…」と話していたら、京子に「今度、教えてもらいー」と言われました。ほんとよねえ…。「ちょうちゃんも、5歳になったらお母さんと一緒に教えてもらう!」って。お礼の手紙、書こうね。