急な出来事

京子の保育園が始まった5日、実家の母が急に倒れ、緊急手術をすることになり、夫の実家に娘たちをお願いして、私1人新幹線に飛び乗って岐阜に帰ってきました。
幸いにも母は一命を取り留め、今はICUに入っています。ICUは1日2回の決められた時間に、10〜15分ほど、1回3人までの氏名を登録した親族だけが面会を許されます。毎日、父弟妹と交替でICUに通う日が続いています。


7日には、母とは別の病院で、年末に骨折した祖母の足の手術があり、無事に終わりました。


母の様子も実家の状態も、とりあえず少しだけ落ち着いたので、明日、一旦奈良の家に戻りますが、しばらくは週末に岐阜に通う生活が続きそうです。


家族が全員そろって、当たり前に笑っている生活が日常のはずだったのに、そして、つい先日のお正月までその光景があったのに、それは本当に幻みたいなものだったのだと、痛感しました。誰もが、いつ、こんなことが起こってもおかしくなくて、そして誰もがいつまでも同じようにいられる訳ではない、と。


その一方で、こんなことが起こって初めて、本当に自分の親を自分が助けることができたり、妹や弟と真剣にそれぞれが今できることや助け合うことを考えたり…それができてよかったとも思っています。


母の回復を信じて、弟夫婦や妹と、今まで母にしてもらった分、母と父を助けていけるように…その都度、一番良い方法を話し合いながら、歩いていきたいと思います。
私も、奈良の自分の家族を大切にしながら。


今はただ、物事をプラスに考えるようにして、1日1日を過ごしています。母が倒れて5日…なのに、もう1か月くらい経ったような気がしています。