年末年始

tamago-ayako2010-01-02

あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


年末、ゆっくり1年を振り返って何か書こうと思っていましたが、30日にバタバタと帰省して岐阜で年越しをして、1日に奈良に帰ってきました。


晦日から元旦にかけての天気予報を見ると、東海地方に雪マークが並んでいたため、今回初めて家族4人で新幹線で帰省。春奈もしっかり歩くようになったので、ベビーカーなしで。

西大寺〜京都は近鉄特急、新幹線はこだまに乗りましたが、どちらも行きも帰りも空いていたので、楽に帰れました(京都駅で見た博多行きののぞみは、もちろん人がぎっしりでした〜)。
京都駅でお昼を食べ、都路里のお菓子や千枚漬けを買って、ホームへ。春奈は初めての新幹線です。

最近は、こだまも700系なのですねえ…(私がよく利用していた10年前のこだまと言えば、先端が丸くて黄色かった)。年月の流れを感じる私でした。
こだまは自由席で、6人掛けの席に4人でまったりと…。


京都〜岐阜羽島は、40分ほどで着いてしまいます。羽島駅には、おじいちゃんが車で迎えに来てくれていました。
途中、弟夫婦の家に寄りました。

弟夫婦の家のそばを流れる木曽川。空を覆っているのは雪雲です、おそらく。でも、風はなくて空模様のわりには外で過ごしやすかった日でした。


遊具を見つけて走り出す娘たち。


このブランコが気に入ってしまって、全然下りようとしなかった2人。後ろの池、今は水がありませんが、夏には水遊びができます。この池から流れ出す川も造ってあって、ここは本当にいい公園。広々とした芝生もあって、川も見られて、遊具もあって水遊びもできて…こんな公園が近所にあったら言うことないのに〜…!弟夫婦の環境、子育てするには羨ましすぎる…。また春と秋には絶対に来たい、ここ。



弟夫婦の家。義妹が住むようになって、また細やかに手が入り、いい感じになっていました。雑貨屋さんみたい。壁の飾り棚などは弟が作ったようです。奥には2人の仕事部屋もあります。

↑ 祖母が住んでいた頃には、物置小屋だったところ。弟の秘密基地のようになっていました。すごく寒いけど。
娘たちも大喜びであちこち探検していました。
弟も義妹も、手を細かく動かして何かをつくることが好きなんだなあ…とつくづく感心してしまいました(そういうところ、似てるのかも)。私たち夫婦にはできない生き方、暮らし方。2人ともやっぱり作り手で、日々の生活そのものが作品のような、暮らすことがつくることのような…そんな印象を受けました。これからもずっと、2人にしかできない生き方を大切にしていくんだろうな…。
弟がいれてくれたコーヒーを飲みながら、父もくつろいでいて。2人が暮らすようになった家、今回行けてよかった…って思います。ありがとうね。


暗くなる頃、ようやく実家に到着。おばあちゃん待ちかねていました。


31日。午前中は、おじいちゃんおばあちゃん弟夫婦とみんな揃ってお墓の掃除とお参りに。晴れているのに風がものすごく冷たくて…でも娘たち大はりきりで墓地を走り回っていました。京子はお花を供えたりするのも手伝いました。


お昼は4人で近所のジャスコへ。

ソフトクリーム屋に張り付く2人。


買い物をすませて外に出ると雪が降っていて、一面真っ白になっていました。

おばあちゃんちに帰ると、早速雪で遊び始める京子。雪が降るだろうと、雪用の手袋(←サンタクロースより)を持ってきていてよかった。

すぐに小さな雪だるまができていました。この後、弟が大きな笹の葉で耳をつけ、うさぎ雪だるまに。


どんどん雪が降ってきて寒いのに、雪遊びに夢中でなかなかやめようとしません…。このあと、おじいちゃんが京子を回収。


晩ごはんは、義妹が作ってくれた鶏団子の鍋と、おばあちゃんの煮物。京子も大はりきりでエプロンを付けて手伝っていましたが、準備の後ひとしきりハイテンションで歌って踊って「疲れた…」とソファで寝てしまい…紅白を観ながらの晩ごはんの時に起こしたけれども「いらない…」とすぐまた横になってほとんど食べず。
もしやと思っておでこに手を当ててみると、熱あるやん…38.8℃。
すでに20時を回っていて、薬局は閉まっていましたが、目の前のジャスコは22時まで開いていました(ありがとう、ジャスコ!)。紅白の途中、雪がどんどん降り積もる中を、2009年最後の買い物に車を走らせるわたし…やっぱり風邪薬とポカリです…。
京子は、パジャマに着替えて風邪シロップとポカリを飲んで、私が作ったおにぎりを「おいしい」と食べて、横になるとすぐ寝てしまいました。こうして京子の2009年は終わり…この日は1日はりきりすぎたかな〜…。
私は、試験勉強片手に(…)、今年も紅白と「ゆく年くる年」で年越しでした。夜中、京子のおでこに手を当ててみると、熱は下がっているみたいでした。はりきりすぎの知恵熱かな〜…。


元旦。寝ていた部屋の外(↓)。


庭もしっかり雪景色です。春奈も「ゆっき〜!」とまた言葉を覚えました。


京子の熱は一晩で下がり(熱が下がるとやたら喋るようになるので面白い…)、朝からまた大はりきりで動き回っていましたが、この日は午後から奈良に帰ってきました。2日前とはまったく違う一面真っ白な景色の中を、またおじいちゃんが羽島まで送ってくれました。

雪のために5分遅れのこだま(やっぱり700系)。

「ゆっき〜!」と喜ぶ春奈と京子。
岐阜羽島米原は徐行運転で、いつもと違ってなめらかに走る新幹線も、なんだかゆったりしていていいなあ…と思いました。

米原の少し手前の景色。やっぱり一番雪が深かったのはこの手前の関ヶ原で、道路までぎっしり積もっていて、本当に雪国でした。「どこまで雪があるかなあ…彦根の向こうくらいまではあるかなあ」と話していたのですが、米原駅ですでに雪は少し。米原を過ぎるとすぐに雪はすっかりなく、いつも通りに新幹線は走りだしました。


京都駅に着いて新幹線を降りると、「おばあちゃんち行けて、楽しかった!」と京子。


29日に、実家で両親と一緒に暮らしている祖母が家の中で転んで骨折してしまい、入院して…7日に手術なので、実家はバタバタした雰囲気でしたが、私も祖母に会いに病院に行けて、あとは手術…。手術の日に88歳になる祖母…高齢の体に大変な手術であることは間違いないのですが(若い人でも大変な手術だと思う)、折れて痛いまま放っておくことはできないし…おばあちゃん、どうかもう少し頑張って…と思っています。。祖母はこの年末年始に京子と春奈が来るのをとても楽しみに待っていたので、会えなくなってしまったことをとてもとても残念がっていましたが…。
祖母に、何か送ろうと思っています。


今日は家族で近所の神社へ初詣に行き、私の引いたおみくじは「凶」。凶なんて引いたの、記憶では小学生の時以来かも〜…。「利害ばかりを考えていると大切なことを見失う。襟を正して、今一度己を顧みるべし…」…そうします。「貯金、心がけるべし」「受験、心してかかるべし」…心してかからねば〜…。ちなみに京子は大吉でした。
昨夜は夫と「一年の計は元旦にあり」と、一年の抱負を話し合ってみました。2人で書き初めもしてみたので、頑張ろうと思います。



…こんな私ですが、本年もよろしくお願いいたします。
皆様にも、どうかよい年でありますように。