カニを食べに…

tamago-ayako2009-11-17

今日は、冷たい雨が降っています。
ひと雨ごとに、山の木々が色づいていっているなあ…と思うこの頃です。


このところ、京春私で風邪ローテーション中。。
そんなわけで家にいることが多いため、子どもを足元で遊ばせつつ、年末に向けて(?)部屋の片づけをしています。6月に引っ越して、とりあえず暮らせる状態にしたところで止まっていた片付け…。本格的に寒くなったので、ようやくちゃんと衣替えをして、たんすやクローゼットの中を整理して、ようやくあるべきものをあるべきところへ…。秩序ができるというのは、気持ちがいいものですねえ(今までは何だったのか)。
年末までに、もう少し段ボールを減らすべく(まだある)、頑張ろうと思います。



週末、「かにカニ旅行に行きたい!」というかねてよりの夫の希望で、家族4人で兵庫県は香住までカニを食べに行ってきました。
大阪駅から特急はまかぜに乗り、播但線を経由して生野、豊岡、城崎を通って日本海へ。

私は、播但線を通ったのは初めてだったのですが、日本にもまだこんなところがあるんだ…と思うような、昔話のような素朴なところを車窓から見ることができました。

列車に乗ること3時間半。ようやく香住駅に到着。

↑ 香住駅の改札。


宿に荷物を置いて、香住漁港を散策。寒かった〜。でもきれいだった夕日。


…そして、例によって民宿でのカニ尽くしの夕食は撮りそびれました。
京子はカニをちっとも食べずに甘エビばかり食べ続け、春奈は1歳にしてカニの味を知ってしまい、「あに(カニ)!あに!」と催促し続け…(春奈のカニむき係は夫)。カニ刺し、ゆでガニ、焼きガニ、カニすき、カニコキールカニ雑炊…夫と私は食べきれませんでした…。
夜は、娘たち民宿の部屋で運動会状態で、ワーキャードタバタ興奮してなかなか眠らず。。



↑ 朝食。セコ蟹(ズワイガニの子持ちの雌)の味噌汁がおいしかったです。


翌朝、チェックアウト後に、香住駅から車で5分くらいのところにある大乗寺まで送って頂きました。

ここは別名「応挙寺」とも呼ばれ、江戸時代の画家円山応挙とその弟子たちによる障壁画165面(すべて国の重要文化財)が遺されているお寺です。(参考→| 高野山真言宗 | 亀居山 | 大乗寺 | 円山応挙 | メインページ |
石垣や階段や門、そして境内の楠の大木にも目を見張りましたが、本当に応挙一門尽くしの障壁画は圧巻でした。
(でもこのお寺は、基本的に内拝は「未就学児お断り」。「しっかり手をつないでいてもらえれば大丈夫ですよ」とのことで、娘たちも入れてもらいましたが、結局ゆっくり観られたのは私だけでした。。夫よありがとう。)


娘たちは、お寺の建物の中より境内の方が気に入ったようで…(当然か)、

葉っぱや石や木の実を集めて回ったり、あちこち拝んで回ったり、石段を上り下りしたり…なかなか帰りたがりませんでした。

↑ お地蔵さまを拝む2人。



大乗寺の石段の下に、「円山菓寮」というかりんとうのお店があり…

↑ 出された試食のかりんとう。私がお土産を選んでいる間に、娘たち危うく食べ尽くしそうな勢いでした。



行きに鼻風邪を引いてしまった私だけが、いまいちテンションの低〜い旅行でした。でも、普段なかなか奈良から出られない私にとっては、久々の列車の旅で車窓から外の風景をじっと見ているだけで、刺激がたくさんありました。



↑ 行きに見た明石海峡大橋


↑ 帰りに見た竹野海岸。荒波の日本海でした。