娘たちと言葉

うちの子が書いたものではないのですが…

↑ 京子が「けっこんしたい」と言っているお友達のしょうちゃんは、3歳にしてひらがなカタカナ漢字で手紙が書けます(これは2か月くらい前にくれた手紙♡)。最近では、小学校1年生で習うくらいの漢字は読んだり書いたりできてしまうみたい…(!!)。
でも、これはしょうちゃんのママが特に熱心に教えたわけではないようで(きっかけはおばあちゃんだったそう)、しょうちゃんを見ていると、3歳になる前からものをよく見て絵を描くのが好きで、大好きな動物や人などをすらすらと描いていました。ひらがなや漢字も、その形を面白がっているようで、自分から興味を持ってどんどん書いていて、楽しそうなしょうちゃんを見ていると、「しょうちゃんは、こういうことが好きなんだなあ…」と思います。


では、京子も3歳になったらひらがなが読めるのか…?
3歳になった頃、ためしに少し教えてみたりもしましたが、自分や家族の名前などいくつかには興味を持って読めるようになったものの、それ以上に連続して憶えていくような様子はなし。…まあ、まだそういう時期じゃないか、と思ってそのまま半年が過ぎました。
絵本は親子とも大好きで、あいかわらず日々絵本と一緒に住んでいる感じ(そして増え続けています…今後どうなるのか)。自分から文字に興味をもつまでは、絵がよめる子になってほしい…とも思いました。


そんなわけであいかわらず絵本は毎日一緒に楽しんで、文字の件はまあいいかと放っておいたのですが、3歳半前後の1か月ほど前から、私の本の背表紙のタイトルや新聞の見出しなんかを、勝手に読みだしました。
「へえー!京ちゃん読めるの、すごいねえ〜」とか言っていたら、どうもこの2、3日でまた目覚めたみたいで、目につくひらがなをどんどん読んでいます。なんだか急にいろんなことがつながったみたい。


…というわけで、今日の午後、京子と2人で図書館に行ったら、

ことばのあいうえお (五味太郎のことばとかずの絵本)

ことばのあいうえお (五味太郎のことばとかずの絵本)

↑ があったので、借りました。これは私も小さい頃に1人で楽しく読んだ絵本で、これを1人でめくっているうちに結構、言葉や文字のイメージがつながっていった記憶があります。五味さんならではのユーモアもいっぱい(ちなみに私はこの時期の五味さんの絵が一番好きかも…)。
京子、1人で開いて早速熱心に1人で読んでいました。「っ」とか「ー」とか「゛」とかがあると、「ねえ、これなんやったっけー?」とか聞いてくるので、そういう時には教えて、あとは放ったらかしておいたのですが、だいたい読めていました。
やっと京子にも、時期到来かも。


あいうえおの本といえば…

ぐりとぐらのあいうえお

ぐりとぐらのあいうえお

↑ これも読んでいて楽しくて、好きです。


でも、絵本は子どもに読ませる本ではなく、「大人が子どもに読んであげる本」。(絵本の楽しみ方については、こちらがわかりやすいと思います→http://www.fukuinkan.co.jp/faq/index.html
まだまだ一緒に、子どもをひざの上にのせて、たくさんの絵本を楽しんでいきたいです。そして、本当に、子どもと一緒に絵本を楽しめるのは、京子の場合あと3年くらいかなあ…とも思います。


春奈の方は、のびのびになっていたポリオ1回目を1歳7か月にしてようやく受けられました。。
最近は、「あっれ!(あれ)」「ほっぷ!(コップ)」「チチュー(シチュー)」「じーちゃんや!」「あっわ〜!(かわ←鶏皮のこと…夫京春の好物)」「ちょーちゃんや!」「いやん!」「なーにー」「あいて!(あけて)」など、自分が気に入っているものや、自分にとって重要と思われる言葉は、せっせと使うようになりました。
最近の傾向としては、「あっれ(あれほしい)!」を多用して、自己主張してきます(「あっれ!あっれ!」とやかましい…)。
私たちが歌う歌や音楽に合わせて、嬉しそうに歌うようにもなりました。



京子は文字、春奈はぼちぼち喃語卒業…と、また少し言葉の成長がみられた我が家です。