パンの日々

tamago-ayako2009-09-06

パン作りを習い始め、念願のホームベーカリーを購入し…このところ毎晩パンを焼いていました…。


我が家の朝は、ここ1〜2年、すっかりパン食。
私はもともとどっちでもいい派なんだけれど(実家ではご飯に味噌汁だった)、京子が断然「パン!」で、朝慌ただしい夫もパン、春奈はどっちでもパクパク食べるんだけれど、私も毎朝京子のお弁当作りでバタバタしているので、手軽なパンに流れ…で、このところ毎日パンを買いに行かないといけないくらい、パンをどんどん消費します。
みんながこれだけ毎日食べるものだから、ごはんと同じような感覚で、うちで作れたらいいな〜…とか、入っているものも安心できるパンが毎日食べられたらな〜…と、思うようになり、数年前からいつか焼きたい焼きたい…と思っていたパンを、とうとう焼き始めた私…。


ホームベーカリーは、迷った末に、ねり・発酵・焼きの機能がそれぞれ独立している、MKというメーカーのものを購入しました。
毎晩焼き続けること4回目にして、ようやく一応納得できるパンが焼けました。

↑ レーズンパン。
ホームベーカリーとはいえ、発酵に適した室温と水温の加減がなかなかつかめず…取扱説明書には、「室温が28℃以上の時には、水温は5℃で」と書いてあり、そのとおりに水を冷やして温度を計って材料を投入してみても、どうも発酵不足…。水温を10℃ちょっとにしてみたら、ようやくいい感じに膨らみました(^^)。


だけど、いまいち膨らみの足りないパンでも、夫と娘たちは「おいしい」と大喜びで食べてくれました。確かに、それでもちゃんとおいしい。トーストすると、耳がカリカリサクサクで、中はモチモチ、とてもおいしい。一斤があっという間になくなります。ホームベーカリーバンザイです。
今のところ、普通の食パン、レーズンパン、プルーンパンなどを焼いてみました。今は普通のドライイーストだけど、今後、ちょっとずつ天然酵母にも挑戦したい!くるみやオレンジピール、ショウガ、メープルシュガー、アプリコットなど、使ってみたい(食べたい)具材も色々です〜☆


ホームベーカリーでパンを焼くのは、最初の計量と温度管理がすべてで、理科の実験みたいな感じがします。
スタートボタンを押してしまったら、あとはフタの上についている小窓から中の様子をのぞいて、「ガンバレガンバレ」と応援するしかありません。発酵がうまく進んでいないとガッカリ…、うまく膨らんで焼けてくると小踊り♪


やっぱり、手でこねる方が、生地に愛着が沸くし、手でぐいぐいこねる時のストレス解消な感じとか、ちょっと発酵してふわっと柔らかい、癒される生地の感触とか、発酵を見守るのも楽しい。…というわけで、今日は家で、初めて手こねで「基本の丸パン」を焼いてみました。
…結果は、まだまだこれから修行が必要やな…って感じでしたが、一応のところ、まあ食べられる焼きたてパンではありました。最初だから、発酵過多になりすぎないようにと、手前手前で調節していました。だから、もうちょっとこねてもよかったし、もうちょっと発酵させてもよかった。オーブンも、ガスオーブンなので温度を少し低めに、時間を短めにしてみたんだけれど、もうちょっと長く焼いてもよかった。
生地の見極めとか、室温と水温の加減とか、オーブンの癖を知ることとか、何度も焼いてみないと〜!
今日は、最後の成形(…と言っても、丸パンなんで丸めるだけですが)の時に、京子にもちょっと手伝ってもらいました。ちょっと丸めただけなんだけど、焼き上がったパンを食べた京子は、「おかあさんとちょうちゃんがつくったパンやから、おいしいなあ!」と(^^)。


焼き始めてみると、意外に簡単だし、色々と面白くてハマる…そして食べておいしい。
しばらくパンの日々が続きそうです。自分でおいしいパンが焼けるようになるように、頑張ります〜。



最近、保育園でも家でも「おうちごっこ」が流行っているらしい京子…

部屋の中の色々な物を動員して、あちこちへ移動させ、「おうち」を作ります。

今日も、私がパン生地をこねている間、

せっせと、「ちょうちゃんとはるちゃんのおうち」を作っていました。
さらに、ダイニングの椅子やリビングの低い机など、すべて移動させられ、大胆に模様替えされていました。子どもって、広い場所も好きだけど、何かで囲って狭い場所を作ってそこに籠もるのも好きですね…そういえば。自分の子どもの頃を思い出しました。