保育園に感謝の夏

tamago-ayako2009-09-01

9月1日。
すがすがしい気持ちで今日を迎えている人も多いんだろうなあ…と思いながらの朝。


京子は、8月も帰省とお盆休みとヘルパンギーナの時以外は毎日保育園に通っていたので、我が家は今日もいつも通りの、昨日から連続した火曜日。
だけど、昨日は、「今日で8月終わりなんやで。明日から9月やで」と京子と話した。
この夏、何ができたかなあ…と振り返っても、特に大きな何かがあったわけではない。でも、京子を保育園に迎えに行くと、毎日充実した笑顔で私のところへとんでくる。帰ってきてからはこちらが聞くまでもなく、保育園でのことをあれこれと詳しく話し続ける京子に、少々疲れて仏頂面になっていても、その話の内容を聞いていると思わずぷぷっと笑わずにはいられず、ふんふんとひたすら相槌をうち続ける私…という感じの日々を重ねている。


私に用事のある日は、春奈も一緒に保育園へ。別れるときは「や〜ん」とちょっと泣くけれど、あとはお弁当もおやつもパクパク食べて、機嫌良く過ごしているようで(^^)。毎日京子の送り迎えに行っているし、京子が一緒なので春奈も安心みたい。京子も、家以上にあれこれと春奈の世話を焼いている様子。
この夏の娘たちを見ていると、なんだかんだで影響しあってお互いに育ちあっているんだな〜…と思う。親は日々元気で笑顔で、話を聞いて、ごはんを作って一緒に食べて、ちゃんとそこにいてあげれば、子どもは勝手に育っていくような感じがする。


昨日の京子は、園の畑に行ってブロッコリーをとり、それを先生がゆでてくれてみんなでマヨネーズをつけて食べたのがおいしかった!と嬉しそうに話していた。それから、みんなで公園に行った時に、友達がヒキガエルを見つけて、自分は怖かったから逃げた!とか、新しいお友達が来た!とか。だれそれがこんな面白いことを言っていた、という報告は日々。
いろんなことをだいぶ長く詳しく話すようになってきたなあ…と思うし、あれこれ理由をつけたりすることも、結構納得させられる(…と、ただ一方的に感心しているだけの母)。
岐阜の実家の畑で豊作だった西瓜を保育園に持って行って、それをおやつの時にみんなに食べてもらったり、天気の良い日は毎日水遊び、みんなと電車に乗って西大寺の保育園にフルート・バイオリン・ピアノのコンサートを聴きに行ったり、園でとれたミニトマトやピーマンをを山盛りのせたピザをみんなで作って食べたり、畑で野菜を収穫したり…ほんと、保育園での体験ばかりが鮮やかな夏…(そして、たいしたことの何もできていない親…)。
そんなわけで、京子は日曜日も保育園に行きたがり、豊かな時間を与えてくれている園に、感謝の気持ちでいっぱいの私です。




食欲が落ち、なんとなく夏バテしそうになった8月後半、私は煮込みハンバーグになんとか救われて、ギリギリ元気に過ごすことができた。
帰省した時に、実家の畑でとれた野菜がそのへんにごろごろ転がっているのをお鍋の中にじゃんじゃん入れて作ったのがヒットして、奈良に帰ってきてからも何度も作った(一度ハマるとそればかり作ってしまう…)。
普通にハンバーグの種を作って焼き、玉ねぎやなすやピーマンなどなどその時にある夏野菜をオリーブオイルで炒めて、そこに角切りにしたトマトと水を入れ、コンソメやケチャップを少し加えてスープを作り、その中にハンバーグを入れて、とろみが出るまでごとごと煮込む。ただ焼いただけのハンバーグより、野菜も一緒にたくさん食べられて、スープもごはんに合う。これのおかげでなんとか夏を乗りきれた感じ…。





↑ 今年も、富山の友人が呉羽梨を送ってくれた。箱をつぶして片付けようとしたら、京子が「だめ!それほしい!」。…で、箱に入ってみたり、いろんなものを入れてみたり、運んでみたり、延々と遊べている。昨日、端っこをガムテープでとめて深くしてあげたら、「ありがとう、おかあさん」。…こんなちょこっとしたことで、喜んでくれるんやなあ…と、ちょっとじーんとした母。



↑ 選挙の投票に、市役所へ(家族全員で…)。市役所のロビーで喜ぶ娘たち。



8月最後の日曜日は、駅前商店街のお祭りへ。


↑ 春奈も(友人からお古で頂いた甚平)。



昨年までは、ここのお祭りに来ても訳がわかっていなかった京子だが、今年は「きんぎょすくいしたい!」。
…だけど、うちには金魚を育てる環境がなく…。来年はお祭りに行く前に、金魚鉢とポンプ(そしてその置き場所)を用意しとこう…と、夫と話し合った。
スーパーボールすくいをし、イカ焼きやたこせんを買って食べて、お祭りの雰囲気を味わい、帰宅。夏の終わりのお祭り…。



いい秋を迎えたいと思います。