発熱旅行

tamago-ayako2009-08-20

ほろ苦い思い出ですが、これも家族の記念?…やっぱり書いておこう…。


先週末、夏休みにどこか家族旅行でも…と、近場の琵琶湖旅行を計画して、行ってきた。
娘たちを大きなプールに連れて行ってあげたいなあと思っていたし、大きな景色も見られて、ちょっと旅気分が味わえて、小さい子連れでも無理なく行けるところ…。
…ということで、大津のホテルに小さい子どもも入れる良さそうなプールを見つけた。


1時間半の順調なドライブでホテルに着き、荷物を預けて、中華レストランでランチバイキング、そして窓の外が一面びっしりと琵琶湖の部屋(32階で、真下を見るとクラクラした)と大きなベッドに娘たち大喜び、そして部屋で着替えていざプールへ。


プールの向こう側は湖岸道路を挟んで琵琶湖。シンプルなプールでよかった。

春奈、ひっくり返ってオールバックに。だけど泣かなかった!


…と、ここまでは大変良かったのだが、30分ほどプールで遊んでいると、京子が急に全身ガタガタ震えだし、唇も紫色になり、「さむい…」と。大急ぎで京子をプールから出して着替えさせ、大きなタオルでぐるぐるくるんで部屋へ。
ベッドに寝かせると、めちゃめちゃ熱い。夕食はホテルの近所のマックスバリュに私が買い出しに行き(ついでに薬も)、おにぎりやお寿司、そしてルームサービスのサンドイッチですませた(←ルームサービス初体験!プロが教科書通りにきっちり作るサンドイッチ…って感じで、美味でございました)。


夜、春奈もどうも熱くなり…ホテルの体温計を借りて計ってみると、春奈38.5度、あっちんちんの京子は39.5度。そしてまた近所のマックスバリュへ冷えピタを買いに走る私…。更に京子が昼食と夕食を床の上にゲボゲボ吐いて(ベッドじゃなくてよかった…)、トイレと浴室でドロドロ処理をする私…。この晩、私は32階と1階をエレベーターで何度往復したことか。


翌朝、娘たちの熱は少し下がって37度台になり、朝食もそれなりに食べたので(ちょっとぐったりしていた春奈もバイキングの朝食を前にすると目の色が変わり…)、そのまま奈良に直帰して、12時前にいつもの小児科に受け付け、受診。


インフルエンザも一瞬心配したのだけれど、京子のノドの奥に針の先くらいの水疱が3つほどあり、「たぶんヘルパンギーナやね」。初めてです、ヘルパンギーナ。「だけど、これは薬はないんですよ。風邪の水薬出しときますね」。とりあえず原因が分かり、いつもの水薬ももらえて本当にホッとした。
春奈の方が後から発熱したので、その時点ではノドの水疱は見られず、「念のため妹さんは明日また来てもらえます?」と先生に言われて、翌朝また2人を連れて行った。ヘルパンギーナの熱はだいたい1日半らしく、翌朝には2人とも36度台に。
先生に「お母さんも隣に来て見て」と言われて、春奈のノドの奥をのぞかせてもらうと、春奈の方が京子の3倍くらいの大きさの口内炎みたいなのがぶちゅぶちゅと6つくらいできていた。
「インフルエンザじゃなくてよかった。2人ともいっしょの病気」と、先生に笑って言われ、京子もニッコリしていた。


ヘルパンギーナは、ノドを痛がってあまり食べなくなると聞くけれど、春奈の食欲は熱の間もほとんど衰えず…。だけど熱が下がった夜、いつものように大好きなトマトを食べたがり…「たぶんしみるやろから、やめといた方がいいで〜」と私が言うのも聞かず、「まあまあ、はるちゃんなら大丈夫やろ」と夫が春奈の口に入れたところ、口の中で味わうまでは良かったようなのだが、その直後「ギャァァーーーーン!!」とノドの奥を指さして大泣き。。。(たぶん飲み込んだ時にしみたんだと思う。)それから、冷たいお茶もどうもしみるみたいで、お茶を飲むたびに「ワー!!」。
以来、食べものをどうも慎重に飲み込むようになっている様子の春奈。早くノドが治って安心してバクバク食べられるようになるといいね…。
京子の方が熱は高かったけれど、ノドは軽かったようで、それほど痛がることもなく回復も早く、今日は元気に保育園に行っている。


やれやれやれの発熱旅行だった。



せめてもの思い出の写真を何枚か…。


↑ 部屋の窓から見えた琵琶湖。

春奈が発熱する前、春奈と2人でホテルのそばのなぎさ公園を少し散歩した。

湖北の方へ行くと、水ももっときれいでいい場所もあるんだけれど、琵琶湖の大きな雰囲気はこの辺りでも感じられた。なぎさ公園は、小さな子どもを連れてちょっとドライブして琵琶湖を見て散歩する…っていうくらいなら、十分にいい感じだったので、また涼しくなる頃にリベンジで来たいな〜。(気になるカフェもあったし。)


本格的な琵琶湖旅は、娘たちがもっと大きくなってからやな…。



昨日は、念のため保育園をお休み。春奈が昼寝している間、京子と工作。ハサミとのりと色紙と鉛筆で、結構ペタペタといろいろ遊べる。


↑ 夕方、散歩がてら3人で駅まで夫を迎えに行き、帰り道の商店街で、春奈にワッフルを食べさせる京子(ワッフルは痛くないみたい)。


玄関のホオズキがもう終わりかけだったので、昨日京子に「全部ちぎって遊んでもいいよ」と言って、摘み取って遊んだ。
近いうちに、今度は秋の草花を京子と探しに行こうと話している。



色々とあって、やーーーーっと落ち着きを取り戻した我が家です。