ゆるゆるとお盆

今年も、お盆が過ぎていきます。


お盆の時期の、この町のゆるやかさや静かさが好きです。


お盆になってようやく、本当の夏空のよう…。

↑ 朝、山の上にクジラみたいな大きな雲。



↑ かわいい雲たちの群れ。


こういう空を見ると、嬉しくなります。



昨日は、夫の実家に家族が集まりました。娘たち、おじいちゃんおばあちゃんや義弟夫婦や…みんながいるので、終始嬉しそうでした。
実家の隣の料理屋さんで、またおいしいものをたくさんごちそうになりました。隣の料理屋さん、外観からはとてもそんなふうには見えないのに(失礼…)、すごいです。海のそばの旅館に来たみたいな気分になります…。



↑ 前菜。


↑ 毎度毎度ビックリさせられるお造りの盛り合わせ…。今回は、ヒラメを真ん中に、大間のマグロだの房総のサザエだの青森のウニだのどこだかのサンマだのどこだかのカツオだのどこだかのアワビだの…どれもこれも甘くてとろけて美味しかった…(ため息)。

そして九条鴨ロースに、鱧しゃぶ(松茸入り)、どこだかの伊勢海老、鮎の宝船、大きな土鍋にたっぷり炊かれた松茸ごはんに境港のぐじが入ったお吸い物…どれもこれも本当においしくて…3日分くらい食べた感じでした。松茸を食べると、もう秋の匂いを感じました…。



今日からまた粗食粗食〜。



今日は、家族でゆるゆると買い物へ。

さてここはどこでしょう。



答えは、西大寺の百貨店の屋上ー!こんなきれいな庭園になっていました。平城宮跡を見渡せる、展望デッキもありました。





晩ごはんには、昨日夫の実家で頂いた鮎を焼きました。お義父さんは毎週末海釣りに出かける釣り好きなのですが、そのお義父さんの釣り仲間(新聞に載るくらいの鮎釣り名人らしい)が釣った、有田川の天然の鮎!
友釣りで釣った鮎は、本当に、西瓜のような草のような香りがします。
私は、魚の中では、鮎の塩焼きが一番の大好物なのです〜(…しょっちゅう食べられるものではありませんが…)。岐阜にいた頃は、それでも毎年どこかで鮎を食べる機会があったのですが、このところ、昨年も今年も食べ損ねていました。だから嬉しさも感慨もひとしお…。月の形がきれいで…そして、天然の鮎の顔って、なんてかわいいんでしょう…。


小学生だった頃、長良川の岩のそばに潜って泳ぐと、深みの流れの中で鮎が苔を食べているのが見られた光景は、今でも忘れることができません。鮎は本当に大好きな魚です。



そして実は、自分で家で鮎を塩焼きするなんて、初めてのことでした。(たいていは、長良川のそばのヤナや旅館や料理屋さんで食べていました。)大事に塩をふって、焼きました。


鮎は、この1匹を、本当に大事に食べなくちゃ…という気持ちになります。娘たちも「あゆ、おいしい!!」と、大喜びで食べていました。
ああ〜、鮎の塩焼きがもっともっと食べたい…。



お義父さん、おいしい鮎をありがとうございました。またぜひお願いします!(お義父さんが釣ってきた魚もまたぜひ分けてください〜!)