コンクールの1日

tamago-ayako2009-08-10

さて、一昨日奈良に戻ってきました。
帰路は、名神では渋滞をギリギリ避けられたものの、京滋バイパスから第二京阪に入り、枚方東IC(普段はガランガランの所)で5kmの渋滞を抜けるのに2時間…ヒドイ目に遭いました。
真昼間の炎天下の渋滞って、過酷です〜…思い出したくない。。。後に戻ることも先に進むこともできず…子どもたち、よく我慢したと思います…(夫が遊んでくれたおかげです…)。ほーーーんと、「渋滞」って出てたらそこに行ってはいけないとつくづく思いました…。


そして昨日は、全日本吹奏楽コンクール奈良県大会の片隅に、参加させて頂いてきました。
吹奏楽コンクールに自分が出るのは、高校以来のことでした。
朝から家の近くのホールで最後の練習をして、メンバーの車に乗せてもらって、橿原文化会館に移動…チューニングしてあっという間に本番でした。
結果は…残念だったけれど、短い練習時間の中で吹ける段階まで吹いて、本番では今の自分が吹けるだけのところは吹けた…という感じです。バンドとしては、ようやく譜読みができたかな…という段階で、短い練習時間ではここまでが精一杯。だけど、「コンクールに出たい!」というメンバーが集まって3か月限定のバンドでした。
それでも、毎年団を引っ張って、これだけの人数(最終的に33名)を集めるけ〜こさんご夫妻には、頭が下がります。け〜こさんのご主人の、吹奏楽が好き!っていう情熱もすごいなあって思います。本当に好きなんだなあ…って。
私も、フルートが好きで、吹くことが好き。自分らしいフルートとの付き合い方ってどんなんだろう…今後どんな場所で自分は吹いていくんだろう…って思いました。
ステージのライトを浴びながら、久しぶりに「1人」の自分を感じた昨日。
前にこんなふうに吹いていた自分は、熱い仲間に囲まれた高校生だったり、仕事の余暇に気の合う仲間とアンサンブルを楽しんでいたりした。
ここにいるわたしは、子どもを2人産んだんだなあ…と。なんかそういうことを、妙にしみじみと感じながら、吹いていました。
あの頃には、全く想像もしていなかったシチュエーション。ご近所さんに誘って頂いて、大阪や奈良の吹奏楽仲間と、またコンクールに出るなんて。楽器の縁は不思議。



今も私が吹いている楽器は、小学生の頃に両親が買ってくれたムラマツのスチューデントモデル。
これだけ吹いてきたので、いつか、総銀製もしくはもう少し上のモデルを吹いてみたい…と思うのですが、どんな場でそんなフルートを吹くんだろう…。だけど、吹いている自分になっていたいなあ…とも思います。年をとっても、自分のペースで楽器を楽しめていたらいいなあ…と。




一番上の写真は、実家にて、畑で収穫したスイカを切ったところ!雨続きだったけれど、なかなか美味しいスイカでした。これで晴天が続いていたら、もっと美味しくなってたんだろうなー!京子、大喜びで食べていました。



↑ 8日、実家を出発する前に、最後のシャボン玉遊びをする京子。今回は、実家の庭でよく遊びました。



8日は渋滞に遭った上、車のパワーステアリングが効かなくなるというトラブル続きの1日でしたが、無事奈良に着いて、家の近くのスーパーで食料品の買い物をした後に見た夕焼け空(↑)。
さんざんな1日でも、最後にこんないいものが見られたりするんだなあ…と、久しぶりの奈良に迎えられた気持ちでした。



さて、なんとかコンクールもやり終えたし、またひとつ前に進みます。