日食の日

一昨日は、日本で46年ぶりの皆既日食が見られる日でしたね…。


保育園のお友達やマイミクさんの中にも、屋久島やトカラ列島まで日食を観に出かけた方がいました。
当日、奈良の空は雲に覆われていたし、私もすっかり忘れて過ごしていたのですが、あの日、10時前くらいに京子を保育園に送って行った頃から、なんだか空が薄暗くなり、買い物をしていた11時前後には昼間なのに夕暮れ時のように暗くなり…。お天気が悪いせいなのか…それにしても異様に暗いなあと思っていたのですが、その後お昼を過ぎた頃から日が差してきて…思い返してみると、ちょうど異様に暗くなったのが日食の時間帯と重なっていたので、きっとあれは日食の影響だったのだなあ…と思い当たりました。(奈良では最大で83%欠けたそうです。)
分厚い雲を通しても感じられた日食…太陽の光はとてもとても大きな影響をもたらしているのだなあ…と、日食に無関心だった私ですらじんわりと感じました…。


夕方、京子を保育園に迎えに行って帰宅して、夕刊をとって家に入ろうとしている時、京子が「あっ、これ!これ!」と私の持っている夕刊を指さして広げさせました。そこには、小笠原で見られた皆既日食の写真があり…京子は、「これ!たいよう!ほいくえんでテレビでみた!」。保育園のお友達の1人が、家族で屋久島まで日食を観に出かけたこともあって、園では先生たちが関心を持って日食を迎えたようで(メガネも用意して)、日食の時間帯には残念ながら曇っていて直接見ることはできなかったので、テレビの中継をみんなで観たそうです。
そんなふうに敏感に、自然の大きな出来事を子どもたちとちゃんと共有してくれる先生たちって素敵だなあ…と感じ、そして無関心だった自分を反省しました。



夜、7時のニュースで日食の映像を見ました(娘たちも一緒に)。
小笠原の海上では、見事な日食が見られたようで…皆既日食の直後には、水平線上360度が夕焼けのような光景になったと聞き、それは映像で一部を見ただけも鳥肌が立ちました…。
特別な日…特別な現象だったのですね…。



ところで、今週は夫の帰りが遅い日、出張の日が続いていて、女3人の夜が続いています。
これが1年前だったらとても大変だったと思うけれど、春奈がしっかり歩けるようになったこの頃、女3人の夜もなかなか楽しいな…と思えるようになってきました。
昨日は、朝「今日の晩ごはん何食べたい〜?」と京子に聞いてみると、「たこ焼きー!」。ええ〜…たこ焼き〜…!?と思ったけれど、お好み焼きにしたら簡単で楽だし2人とも大好物だからよく食べるし、いいやん☆と思い、フライパンでお好み焼きにしました。2人とも大喜びで食べてくれて(やっぱりイナゴみたい…)、その後3人でワイワイお風呂に入って、布団で遊んで、絵本を読んで、そのままゴロゴロ寝ました。
夜中は、布団の上を縦横無尽に転がり続ける娘たちの寝相がものすごく…(特に春奈)、さっきガンガン蹴られたからこっちに移動したのに、なぜまたここに!?と何度も思いながら、朝が来て…。
今日は私が歯医者に行きたかったので、2人揃って保育園。今日は夕方から、夫の実家に3人で泊まりに行きます〜♪久しぶりのおじいちゃんおばあちゃんち。娘たち、喜ぶだろうな〜(^^)。




次に日本国内で皆既日食が見られるのは、26年後。京子29歳、春奈27歳、そして私は…。
どんなふうにその日を迎えられるのかな…26年後ももし生きていられたら、今回よりは意識して過ごしたいなあ…と思ったりしています。



…あっ、その前に近畿地方では3年後の2012年5月21日に、太陽が輪になって輝く金環日食が見られるそうです。