断乳その後

tamago-ayako2009-07-16

断乳、なんとかうまくいきつつあるみたいです。今日で6日目。
今日の午前中、電話で今回の断乳の指導をしていただいていた助産師さんのところへ、ケアをしてもらいに行ってきました。みっちり1時間の念入りなケアでした。


その時に助産師さんが、今後、乳がんを早期に発見するために、どうすればよいかということも、色々話してくださいました。
2週間後にもう一度、最後の搾乳に行くのですが、その時の自分の状態をよく憶えておくこと。2週間に1度は、しこりがないかどうか、自分でしっかり触ってみること。おかしいな、と思ったらすぐに病院に行くこと。そして、子宮がん検診、乳がん検診などの定期検診をきちんと受けること(私はまだ受けたことがないので、今後は時期を決めて受けるようにしないと…)。
乳がんは2〜3cmが大きな差になるとのことでした。だから早期発見が大事なのだそうです。
今では、日本人女性の20人に1人がかかる病気。年々患者数は増加しているそうで…。人ごとではないですね。自分だけの体ではなく、今は家族がいるので、家族のためにも、ちゃんと元気でいられるように努力しなければ…。


春奈は、まだまだ憶えているようで、淋しくなると「抱っこ…」って私のところへ来て、ゴロンって横になって飲み体勢になりますが、抱っこしたり2人でコロコロ転がったりして遊んでいるうちに満足して、忘れているようです。



近畿地方の梅雨明け発表はまだですが、今週はセミが鳴き始め、週のはじめの朝には、山にくっきりと影ができるような、大きな夏の雲。


体が少し楽になった月曜日、ご褒美外出をさせてもらいました。もう一度行きたかったあの場所へ〜♪
バスを待っていた難波のクスノキの下で、今年初めてクマゼミの声を聴きました。

海も、夏の色でした。






↑ 先月末に仕込んでおいた梅シロップが、飲み頃を迎えました♪ 夜、夫と乾杯。
梅酒が飲めるのはまだまだ半年ほど先で、梅酒の場合は3年くらい経ったものがまたおいしいらしいのですが、梅シロップは1か月ほどで飲みきらないといけません。本当に、今の季節だけのお楽しみなんですね。(なかなかおいしくできたので、ちょこちょこ1人で飲んでいる私…。)



それから、村上春樹の新刊長編小説『1Q84』を昨夜読み終えました。
5月末に発売されて、先週ようやく「Book 1」を買って、「Book 2」は一昨日買って2日で読みました。

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1


7年前の長編小説『海辺のカフカ』の時には、もう途中でどうにも我慢ができなくなって、思わずページをすっとばして結末を読んで、そうかやれやれと安心してからまた戻ってゆっくり読みだしたのですが、これが後々まで激しく後悔することに…(夫に「愚かや」と何度も言われた)。
何年かに1度しか出版されない、村上春樹の書き下ろし長編小説の初読の機会は、たった一度きりしかないのに、そのたった1回きりの行く先の分からないハラハラドキドキの楽しみを、一瞬の欲求に負けて、自ら手放してしまっただなんて。。。先を知って安心してじっくり読み返すことは、これから何回だってできるやんか〜…。
今回は、「絶対に先は読まないぞ…!」と自分の欲求を固く抑え込み、なんとか1ページずつドキドキしながら、ページをめくっていくことができました…やれやれ。読み終わって今、まだその余韻に浸っている感じです…。あれでよかったのか…でも、ああするしかなかったのか…はあ…。
昨日は、春奈が長く昼寝している間、エアコンの効いた部屋の中でずっと読んでいて、しかもそれが物語の核心に迫っていく危険な部分で、自分もどこか別の世界へ入りこんでしまいそうでした…誰かに会わないと。



春奈、少しずつ言葉が出はじめています。
「ワンワン」「どうど!(どうぞ)」「てて」「ジャー(水)」「ないない〜」「ネンネ〜」「だいじ」「パン」「ちゃ(お茶)」など。なぜかくつのことを「ちっちっ」。お父さんお母さんは相変わらず「ターター♡」(←絶対「♡」付いてます)。
外を散歩している犬を指さして「ワンワン!」と言った時には、「おお!春ちゃんが犬のことをワンワンって言ってるよ!」と喜んだものですが、そのすぐ後に、テレビで馬を見ても「ワンワン」と。それからミミズクが出てきても「ワンワン」。体操のお兄さんも「ワンワン」。
そのたびに京子が「あれはワンワンちゃう!」とか「何でもワンワンか!」とか、春奈にツッコミを入れる風景が日常に…。
でも今朝、私が洗濯物を干している時、娘たちが「いないいないばあっ!」を観ていて、春奈が「ワンワン!ワンワン!」と言った時には、「そうやで、あれワンワンやで」と言う、ちょっと優しい京子の声が聞こえました。



そんなこんなな毎日です。