6月

午前中の送り迎えと、なんだかんだ毎週ある幼稚園行事に少々疲れ気味の私ですが、毎日の通園路で京子としょうちゃんが見つけるものたちに季節を感じています。


少し前まではタンポポの綿毛を飛ばしていた2人ですが、最近の通園路には、小さな青い柿の実(「かきのあかちゃん」と呼んでます)がたくさん落ちていたり、青い梅の実が落ちていたり、ぐみがたわわに実っていたり。「かきのあかちゃん」を両手にいっぱい拾って、幼稚園の部屋まで持っていったしょうちゃんと京子です。小さな柿の実は、雨がえるみたいにかわいい。
京子は、園庭では毎日熱心にソメイヨシノのサクランボを探しています。見つけた時の、嬉しそうな顔といったら…。そういうひとつひとつのことが宝物な、京子たちの今なんだなあ…と思います。
この頃はナナホシテントウもよく見かけます。「テントウムシの季節だね〜」っていうしょうちゃんママの言葉で、今はテントウムシが幼虫から成虫になる季節なんだなあ…って、みずみずしく感じました。
通園路の本当に小さな世界に、子どもたちは日々いろんな発見をしているなあ…楽しいんだろうなあ…って感心します。道草ばっかりして、なかなか進まない2人に、「もう〜…」って思うこともしばしばですが、2人が見つけるものに癒されたり楽しかったりもしています。




このところ、うちのベランダをすみかにしているカタツムリくん。晴れの日には、植木鉢の陰でじっと休んでいます。雨が降ったこの日は、元気そうに植木鉢の間をお散歩。京子と一緒にベランダにしゃがんで、「♪で〜んでんむ〜しむし か〜たつむり〜…」と歌いながら、お散歩している様子を眺めました。
私は、久しぶりにカタツムリの目にそーっと指を近づけて触ってみました。触れるか触れないかわからないくらいなのに、しゅうっと目玉を引っ込める様はやっぱり面白い…。京子も、「おめめ、ひっこめた!」と興奮。カタツムリくん、今日もどこかで元気にしているかしら…?



日曜の午後、近所の中学校へ吹奏楽の練習に向かう道。住宅地の中にある中学校なのですが、なんだか自然の家に向かうような気持ちになる道です。
練習に参加するのは2回目で、前回もやったコンクール課題曲のマーチは、初めて吹く1stでもなんとかついていけましたが、ほぼ初見の3曲は撃沈でした。マーチみたいに4/4とかの曲ならなんとか読めるんだけど、6/4だの6/8だの3/4だのどんどん拍子が変わる曲は全然数えられません…(泣)。
後半がそれだったので、不完全燃焼で、リベンジを誓った日でした。吹けないと燃えてきます…。
この日は、中学生と一緒に練習♪大人と中学生が当たり前みたいに混じり合って練習するのって、いいなあって思いました。



先週あたりから、だいぶトットトットッと歩く距離が延びつつあった春奈、先週は京子につかまってこんなふうに電車ごっこをしていました(娘たちが散らかし放題の部屋です…)。

京子も気をつけてゆっくり歩きます。京子の手は、きしゃになってます。

どこまでも行きます…。


今日はまた急にトコトコとたくさん歩きだし、ハイハイよりも歩く方が多くなっている感じでした。半年ハイハイしてきたけれど、いよいよ卒業かあ…と思うと、淋しさも半分。。。だけど、そろそろ外でも歩かせてみたいな。



日曜日の夕方、家族でドライブ途中に見つけた公園。こんな場所だったら、歩きはじめの春奈が転んでも痛くなさそう。また来たいな〜と思いました。
この頃、自転車がだいぶ速くこげるようになった京子は、「じてんしゃもってきたらよかった!」と言っていました。



緑が濃くなってきた季節、梅雨の生き物や草の匂いや道端の草花を、子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。