この頃のこと

月火は、朝、幼稚園に送って行くと「おかあさんも、いっしょにおって…」と涙をこぼしていた京子ですが、昨日今日はすんなり部屋に入って行きました。少々淋しそうな顔はしているけど、一応は笑って手もふって。毎朝、幼稚園に行くもんだということが、一応なんとなくリズムになってきているみたい(…で、GWですね〜…)。


そして、11時半に迎えに行くと、ご近所のしょうちゃんとニコニコ顔でしっかり手をつなぎ、園児たちがいっぱいの園庭はスルーして、道草ののち、一目散にマンション近くの砂場へ。そこでしょうちゃんと毎日30分〜1時間遊びます。途中でたいていご近所のはるくんも合流(←はるくんも同じクラス)。
今は気候もいいし、外でいっぱい遊ばせてあげたいんだけれど、私はごはんの支度もあるし、ベビーカーの春奈も動きたかったりお腹がすいたり眠くなったりしてぐずりだすし…、だけど「そろそろ帰ろ〜」と言っても京子がなかなか帰りたがらず、毎日回収に苦労しています…。ちょうど1年前にも確か同じ苦労をしていた鮮明な記憶が。
子どもたちお気に入りの近所の砂場、特別何があるわけでもなく、ただ四角い砂場と鉄棒があるだけなのですが、そこで飽きることなく延々と遊び続けられる子どもたちを、すごいな…と思ったりもします(…って思えるのは今だからなんですが)。数年たったら、ここで今ほどの熱意で遊ぶことはなくなるんだろうな。今だけなんだろうな…。…そう思うと、今いっぱい遊ばせてあげたいな〜…とすごく思うのですが、ある程度の時間になったら帰らないと私も用事ができないし(家に帰ると「ちょうちゃんごはんたべたい!!」やし…って誰のせいや!)…そのへんのせめぎ合いなこの頃…。



さて先週、満1歳1か月を迎えた春奈は、先週からようやく1人で少しずつ立ち始めました。京子も歩いたのが1歳2か月くらいだったから、春奈もそんな感じかな…と思っています。
手をふって「バッバー(バイバイ)!」と言うようになり、バナナを指さして「ナナ…」と言うようになり…なんとなく意味のある言葉っぽいものが、少しずつ出てきています。そして1か月ほど前から、絵本を必死な顔で持ってくるようになりました。
京子はとにかく手当たりしだいに目新しい絵本をどんどん読んでと持ってくる乱読タイプだったのですが、春奈には春奈の読んでほしい絵本が明確にあるようで。京子リクエストの絵本を読んでいる時にはフイとよそへ行ってしまい、代わりに自分の好きな絵本をヨイショヨイショと持ってきて「それちがう!こっち!」と言わんばかりに、必死の形相で泣きながら押しつけてきます…(なかなか主張も激しくなってきました)。
それで春奈を私の膝に座らせて絵本を読み始めると、「フゥ」と本当に安心してホッとした顔になり、熱心に絵本を見ています。
今、春奈が毎日特に持ってくるのは、以前にもここで紹介した『たんたんぼうや』『バルンくん』『きゅっきゅっきゅっ』『おーくんおんぶ』(以上福音館書店)、『いないいないばあ』(童心社)、それから

もう おきるかな? (0.1.2.えほん)

もう おきるかな? (0.1.2.えほん)

『あめだあめだ くわっくわっくわっ』(http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20530)など。これは年少児向けの科学絵本なのですが、カエルがたくさん出てきて文章にもリズムがあるからなのか、春奈はとても気に入っています。
京子の時ほど腰を据えて「よんで!!」攻撃にこたえられていないのですが、京子が幼稚園に行っている間などにできるだけこたえてあげたいな…と思います。今は同じ絵本を毎日5回も10回も…の時期…。


幼稚園が始まってなんとなくバタバタしているせいなのか、このところ京子とも前ほど絵本を読んでいません。
毎日一緒にいるのに、私が娘たちとちゃんと温かく向き合えている時間って、それほど長くないような気がします。子どもと落ち着いて心を通い合わせるひととき…私の場合は、そこにたいてい絵本や歌があり、ずいぶん助けられてきました。それから、くすぐり合ったりして笑わせあう時間。慌ただしい日々の中でも、忘れずにいたい。