思いやりの芽生え

昨日の保育園の連絡帳には、園長先生がコメントを書いてくださっていた。そこにあった言葉…

「ケンカして泣いている子の横にそっと行って頭を撫でてくれたり、ハイハイの赤ちゃんの顔をのぞき込んで話しかけるなど、思いやりの芽生えが見られるようになり、うれしいことです。」



今朝も、京子が保育園のことを話し始めたのでふんふんと聞いていると、こんなことを言っていた。
「まーくんが、はーちゃんのことひっぱって、はーちゃんがえーんえーんってないたの。ちょうちゃん、はーちゃんのことぎゅーってしてあげた」。そう言って、とても満足そうな顔。
「京ちゃん、やさしいねえ。とっても偉いよ。そうやなあ、お友達が泣いとったら、よしよし、ぎゅーってしてあげないかんなあ」。



「思いやりの芽生え」…いい言葉だなあと思った。家でも確かにこの頃、京子の行動を見ていてそれを感じることがある。
私は、初めての子育てに一喜一憂している毎日だけれども、先日還暦を迎えられた園長先生は、35年以上も保育士として仕事をされてきて、その間に数えきれないほどたくさんの子どもたちの「芽生え」を見守ってこられたんだんだろうな…そういうことを感じる言葉でもあった。
そんなことを考えていたら、京子がおもちゃの鈴を手にとって、「はるちゃんがねてるときは、すずをそーっとならさないかんなあ。はるちゃん、びっくりしてないちゃうからなあ。はるちゃんがおきたら、ならしてもいい?」



この小さな芽を、大事に育ててあげたいなあと思った今朝。




京子と一緒に、私も、自分の思いやりを育てていきたいと思います。(まだまだ未熟者ゆえ。。。)