初めての家族旅行、そして… - あやこの育児日記

ぐずついていた空が、久しぶりに青く晴れた8月最後の日、我が家は、子どもが生まれて以来初めての家族旅行に行ってまいりました〜♪

家族旅行は、春奈がもう少ししっかりするまでは無理、と思っていた私たち夫婦なのだけれど、8月半ばのある日、ふと、「京子は1人でごはんが食べられるようになったし、春奈が離乳食も寝返りも始まっていない（ややこしくない）今って、ひょっとして楽に旅行できるタイミングなのでは…？！」と気づいたのだ。

…というわけで、着替えやオムツなどの荷物は、前日に宅急便で旅館に送り、身軽に出発〜！！

↑　駅にて。
行き先は、特急で2時間で行ける伊勢。私がなんとなく好きな、二見浦に。

↑　特急の車内で寝る京子（実際にはゴロゴロしてただけで寝なかったけど…）。夏の列車や新幹線の車内は冷房が効いているので、子連れにはバスタオルが必需品です。

車内でおにぎりや551の豚まんを食べたり、春奈のオムツからウンチが漏れていて大騒ぎしているうちに、あっという間に2時間が過ぎ、伊勢に到着！

伊勢市駅で近鉄からJRに乗り換えたんだけれど、伊勢市駅のホームにはエレベーターもエスカレーターもなく、目の前にそびえていたのは古くて長〜い階段…。乗り換え時間が6分しかなかったので、夫が京子を抱え、私が春奈入りのベビーカーを抱えて、長い階段をえっちらおっちら上って下った。学生時代、自転車やキャンプ道具の詰まった重〜い袋を抱え、鈍行列車を乗り継いで旅をしていた頃の思い出が甦った、元チャリダーの私たちだった。

旅館の目の前が海〜。久しぶりに聴く波の音に癒された…。

↑　海と春奈。潮風に吹かれて、気持ち良さそうな顔をしていた（写真ではぶてっとしてますが）。
京子は海を見るなり喜んで、「ちょうちゃん、うみみにいきたい！」と騒いでいたが、海岸に出るなり今度は、「さかなとる！」と騒ぎ出し、私たちを困らせた…。

↑　旅館から徒歩5分で夫婦岩。

夫と京子が海沿いの道を散歩している間に、私と春奈は、赤福二見支店へ。

↑　初めて夏季限定の赤福氷を食べた。抹茶蜜のかかったかき氷の中に、赤福のこしあんと餅2個がばらけて入っている。500円。1人では食べきれませんでした…やはり夫と一緒に来て半分こするべきだった。赤福HPによると、赤福氷はこの二見支店が始まりらしい（昭和36年、海水浴客に出し始めたものだそうだ）。
ちなみに、赤福二見支店の2軒隣には、「御福餅」の本店があった。赤福氷を食べきれずに赤福二見支店を出たところで、「御福氷」のハタが揺れているのが目に入ったので見に行ってみた。こちらは白い氷の上に御福餅（赤福餅とほぼ同じ形状）が2つのっていて、お抹茶付きで450円。こちらでも良かったな〜、こっちも食べてみたかったな〜と思った私だった。

↑　途中に、私がちょうど20年前に小学校の修学旅行で泊まった旅館があった。でも、もう営業はしていない様子だった。私の思い出の中では、あかあかと明かりの輝く土産物屋が軒を連ね、とても賑やかだった通り。千円か二千円のお小遣いを握りしめて、友達とお土産物を買いに歩いた。家族みんなに何を買って帰ろうか、ドキドキしながら選んだっけ…。そんな通りも、どこか取り残され、寂しくなった印象。
懐かしく静かな、夏の終わりの二見。
まさか20年後に、2人の娘を連れて家族旅行に来るなんて、あの頃の自分は思いもしなかったな…。

↑　部屋でのんびり…。

京子と入ったお風呂も露天風呂も、気持ちよかった…。京子は内風呂にちょっと入ると、「こんどはおそとのおふろ♪」。露天風呂にちょっと浸かると「こんどはなかのおふろいく♪」と行ったり来たりで、何往復したことか…（大浴場のお客さんは、私たち以外にもう一組だけだったのでよかったです…）。「ちょうちゃん、おふろだいすき！」とご機嫌だった。
夕食はなんだか夢中で撮り忘れ…朝食です↓。

上げ膳据え膳ってなんて幸せなんだろう…♪　夕食も朝食も部屋食だったので、春奈を横に寝かせておけたし、気を遣わなくてすんでよかった。