母の夏休み

tamago-ayako2008-07-20

昨日は、昨日が誕生日のかつての同居人への贈り物を探しに、久しぶりに奈良のカフェ&雑貨屋さん「くるみの木」へ行った。
京都で一軒家を借りて、彼女と一緒に暮らしていたのはもう10年も前。その頃から今も、この季節に彼女のための何かを探すことが、夏を迎える前の大切なしごとのひとつになっていることに、昨日気づいた。毎年、たいてい梅雨明けの炎天下に、私は彼女に贈るものを探し求めて、町を歩いている。…ある年は祇園祭の終わった京都の町、ある年は岐阜、そしてこの3年は奈良の町…。
全国的に梅雨明けした昨日は、午後から1人で電車に乗り(夫が家で娘たちをみていてくれた)、新大宮駅から「くるみの木」まで歩いた。せっせと歩いて20分ほどの距離。汗だくになった。このために、涼しい格好をして、帽子をかぶり、サンダルではなくスニーカーを履いて。
あまりの暑さに、お店に着いたらまずカフェの方に入り、お茶〜…。ジャスミン茶のロールケーキ、おいしかった(写真↑)。控えめな甘さのクリームの中に、ジャスミン茶のゼリーが入っていて、スポンジもしっとり。また食べたいな〜…。ひと休みしてから、雑貨屋さんをゆっくり見た。彼女のためのものと、我が家のためのものを少し買って、帰途についた。心惹かれる雑貨を見て、なんだか涼しい気分になった。
家に帰ると、座る間もなく、怒涛のように夕食の支度と春奈のお風呂と授乳〜!ゆっくりした分の代償は、きっちり返ってきます。夫が洗濯物をたたんで片づけておいてくれたのが、助かった。ありがとう☆



そして今日は、夫が友人の結婚式に出席のため、東京へ。パーティーは夕方からなので、東京で1泊することになった。そこで、前々から「おばあちゃんちいきたい!」、「しんかんせんのりたい!」と言い続けている京子を、この機会に一緒に途中の岐阜まで連れて行ってもらうことにした。
夫と京子は、今朝9時前に出発し、バス→電車→初めての新幹線を乗り継いで、岐阜羽島駅へ。京子は、岐阜羽島駅のホームで、迎えに来てくれたじいちゃんばあちゃんに受け渡され、岐阜の私の実家へ向かった。明日、東京から戻ってくる夫が、また岐阜羽島駅で京子を受け取って帰ってくる予定。
↓ 無事におばあちゃんちに着いて、楽しんでいるようです(妹が撮って、私の携帯に送ってくれた)。


私はというと、夫と京子が出て行ったあと、いつもよりゆったり洗濯と掃除。それから、なかなかできずに溜めていた針仕事を片づけた。取れたボタンを付けたり、ほころびを直したり、繕いもの。昨日「くるみの木」で買った布も縫った。ミシンを出すのも暑苦しい感じがしたし、今日は時間もたっぷりあったので、手縫いで。ミンミンと鳴く蝉の声を聞きながら、お昼ごはんをはさんで午後まで、不器用にちくちくやっていた。
夕方、やっと日が傾いたので、春奈と駅前まで買い物がてらの散歩に出た。…と、道の真ん中で、玉虫に遭遇!

ジャーン。玉虫に出会うのなんて、何年ぶりか…。つやつや光ってきれい…。
道の真ん中で車につぶされてしまったらかわいそうなので、とりあえず春奈と一緒にベビーカーに乗ってもらい、

少し離れた安全そうな草むらの葉っぱの上に放した。元気でね。京子が見たら珍しがっただろうなあ…。やさしい虫でした。
そのあと、駅前の百貨店で自分の夕飯のおかずを買って帰宅。今日は料理もお休み〜♪



春奈と2人だけだったら、なんて気楽なの…。久しぶりに、とっても気ままな1日を過ごせました。時々、こんな1日っていいな♪
明日は、大学時代の友人が遊びに来てくれる予定。私の束の間の夏休みは、あっという間に終わってしまいそうです。