ようやく…

tamago-ayako2008-06-12

4人家族の生活が始まって、もうすぐ2か月。この頃ようやく、この生活が落ち着いてきている感じがする…。
京子は、当初私が想像していたような「赤ちゃん返り」はなかったんだけれど、今から思い返してみると、私が春奈と帰ってきたばかりの頃は、やっぱり情緒不安定だったと思う。ちょっとしたことですぐ泣いていたし、その泣き方も、明らかに私に向かってアピールしている「ワザと泣き」。京子のその泣き方が、私は嫌でしょうがなかったし、春奈と京子が同時に泣くと本当に厄介で、私まで泣きたくなった。2人がギャオギャオと泣きわめいている我が家の様子は、なかなか修羅場だった。まだ1〜2か月の春奈はともかく、京子までがヤイヤイ泣きだすと本当にややこしいので、私はなんとか京子をグズらせないように気を遣ってバランスをとるのに必死で、気疲れしていたと思う。
最近の京子は、4人暮らしが始まったばかりの頃みたいにグズグズ泣くこともほとんどなくなり、朝から夕方までご機嫌で一度も泣かずに過ごすこともある。情緒が安定してきた感じだ。春奈とも上手に関われるようになってきたし、私が「ちょっと待っとってね」っていうのも、だいぶ分かってくれるようになった。
3週間前、ドッと疲れていた時、友人に「怒るときは怒って、甘やかすときは甘やかして、我慢させなあかんことは堂々と我慢させたらいいと思う」って励まされてからは、私も、今できないこと、してほしくないこと、待っていてほしいことなどを、京子に分かるようにちゃんと伝えるようになった。そのかわり、例えば洗い物の最中に京子が「よんで!」って絵本を持ってきたりしたら、「ここの片づけが終わったら、ちゃんと読んであげるから待っとってね」と言って、その言葉のとおりに京子と約束したことはきちんと守るようにした。その繰り返しで、京子も「今はだめだけど、あとからお母さんはちゃんと読んでくれるんだな」とだんだん分かるようになってきたみたいで、素直に納得するようになった。私も、春奈に授乳しながら、京子に楽しく絵本が読めるくらいのゆとりも出てきた(1冊読んだら春奈の向きを変えて…とか、慣れてくるとなかなか調子がいいです)。
春奈も泣く時間がだんだん少なくなってきて、起きていても機嫌良くしていることが多い。京子が春奈のそばへ行くと、安心した様子でニコニコ笑ったりする。京子も、「はるちゃん、だいちゅき」とチュー。私・京子・春奈のバランスが、だいぶとれるようになってきた感じ…。やっとやっと…っていう感じです(涙)。
とはいえ、週3回の保育園は、もうやめられません…。京子もどんどん慣れてきて、元気よく通っているし、私もこの味を知ってしまうと…。このまましばらく、このリズムでいこうと思います…♪



さて、久しぶりに、最近の京子がよく持ってくる絵本の紹介…

おなべおなべ にえたかな? (こどものとも傑作集)

おなべおなべ にえたかな? (こどものとも傑作集)

↑ お料理好きの京子には、たまらない1冊のよう。「あまくてとろけるようなにんじんスープ」も「たんぽぽいりのまめスープ」も素敵です。絵が楽しい。


しょうぼうじどうしゃじぷた

しょうぼうじどうしゃじぷた

↑ 私が生まれる前からある絵本。私は何度読んでも泣ける…(大人になってから読んだ方が泣ける絵本かも)。京子は純粋に面白がって聞いているみたいだけれど、夫も、「いい話や…」と京子に読んであげながらいつも感動している。


ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

↑ 松居直さんの日本語の表現と赤羽末吉さんの絵がとけあっている。京子が「ももたろう」の歌を歌っていたので、読むようになった。「ももたろう」の絵本はどっさりあるけれども、最もすぐれた「ももたろう」の絵本だと思う。


元祖「虫歯」の絵本と言えば…

はははのはなし (かがくのとも絵本)

はははのはなし (かがくのとも絵本)

↑ですが、私は母からすすめられて初めて知った↓も大好きだ。
いーは と あーは (幼児絵本シリーズ)

いーは と あーは (幼児絵本シリーズ)

「みてみて、ぼくのははこんなんだよお」って表紙の下にも書いてあるけれど、終始こんな調子の語り口で、わかりやすくて、楽しくて、読みやすい。京子はどちらの絵本もお気に入りで、毎日喜んで持ってくる。
上に紹介したのは、少し長い物語絵本が中心だけれど、もちろん0〜2歳児向けの絵本も大好きで、京子は自分の気分で選んで本棚から持ってくる。最近は、絵本を読んでいると、文章のとおりに動いたり表情をつくったりするので、面白い(劇みたい)。私が気づかない絵に気づいて、「ほらみて!○○が、△△してる」と教えてくれることもある。寝ている春奈の横に並んで座って、「はるちゃんも、こっちみて!」と春奈にも見えるようにしたり。春奈も、やいのやいのと言いながら見ている。
結局、気づけば、どんな時にも京子が「よんで!」と持ってくる絵本が私たち親子の心をつないでくれていて、おおいに絵本に助けられながら子育てをしている私です…。


…だけど、このところ新しい絵本を買っていなくて、毎日毎日うちにある絵本を繰り返し繰り返しさんざん読んで、そろそろ飽和状態かな…。今週末あたり、新しい絵本を探しに行こうかな〜。