1歳8か月☆

tamago-ayako2007-11-30

今日で、京子は満1歳8か月。


今日は、午前中に育児サークルのある日だった。久しぶりに青空が広がって、ポカポカと暖かい朝。
京子をベビーカーに乗せてマンションの外に出ると、京子が山の方を指さして、「おっきさま」と言う。「え?」と思って、山の上の空を見ると、薄く白い月が山の向こうに沈もうとしているところだった。びっくりして、「ほんまや、京ちゃん、あれ、お月さまやなあ!よく見つけたねえ!」と感心して言うと、京子は更に空を指さして、「ひこうき、ぶーん!」。確かに小さな白い飛行機が、高い空を飛んでいくところだった。
最近は、私の気づかないものを見つけて教えてくれる京子に、驚かされること、しばしば。子どもと毎日接する中で、自分が忘れかけていた新鮮な発見や驚きを教えられることは、心が洗われるひととき。


7月に入った地域の育児サークルは、月2〜3回の活動なんだけれど、私のいい息抜きになっている。うまく言えないんだけれど、ホッとする。お母さんたちが手作りする、本当に無理のない活動。入ってよかったなあ、と行くたびに思う。
今朝、京子に「今日は○○の会(←育児サークルの名前)に行くよ」と言うと、京子も「○○のかい、いく!」と、私がまだ出かける準備をしている時から1人でベビーカーに乗りこんで(パンダちゃんも連れて)、はりきっていた。私がベビーカーのかごに荷物を入れようとすると、そこにはすでに、ちゃっかりとミッフィーちゃんが入っていた。


育児サークルに行くと、毎回最初に音楽に合わせて体操した後、みんなで丸くなって座り、当番のお母さんが1人1人の子どもの名前を呼んでくれる。その時、自分の名前を呼ばれたら、前に座っている当番のお母さんが持っている、アンパンマンのタンバリンにタッチしに行くんだけれど、今日初めて京子は自分でトコトコと前まで歩いて行って、タンバリンにタッチできた。(今までは、私と一緒にタッチしに行っていた。)
それから、毎回最後に、みんなと手をつないで輪になり、「手をつなごう」を歌って「さようなら」をするんだけれど、今日京子は、初めて自分だけで立って、私と隣の女の子と手をつないで、みんなと輪になることができた。(今までは、「手をつなごう」が始まると、私にしがみついて「だっこ!」だったし、お隣の子や他のお母さんと手をつないだりできなかった。)
私は、「京子は、いつできるようになるかな〜」と、楽しみにしていたので、今日は本当に嬉しかった。「京ちゃん、すごいねえ!できたねえ!」といっぱい褒めた。


育児サークルの後は、天気がいいので、そのまま買い物がてら駅前にある育児サロンへ。
最近は、公園で遊ぶのがだんだん寒くなってきたので、お弁当を持って(または駅前の百貨店でパンやお弁当を買ったりして)育児サロンに行き、お昼をそこで食べて遊んで、お昼寝の前に帰ってくる。
今日、京子は育児サロンのおばちゃんに初めて「○○きょうこ、でつ(です)!」とあいさつできた。帰る時には、おばちゃんに手を振って、「またきてねー」と言っていた。
毎日のように行っているので、場所にも、育児サロンのおばちゃんにも、だいぶ慣れてきた。家族以外の知っている人や、家以外の場所に、こうして少しずつ慣れていくことも、これからはきっと大事だろうなあ…と、京子の様子を見ていて思う。少しずつ、少しずつ。


上の写真は、今日、育児サークルで作ったクリスマスのリース。
広告の紙をぐるぐるとねじって芯にし、それにアルミホイルを巻いて、丸く形を作ってセロハンテープでとめ、アイビーやリボンを巻きつけただけの、即席リース。当番のお母さんは、「どうやったら、一番簡単にできるか、考えてん」と言っていた。これなら、2、3歳の子どもとも一緒に作れて、本当に簡単。
アイビーは、当番のお母さんのお家の庭に、いっぱい生えているもの。リボンも、当番のお母さんが持ってきてくれていた、包装の使用済みの切れ端を少し頂いたもの。あとは、自分で金色の折り紙を適当に切って作った星(私は星にしたけど、子どもの好きなシールでも松ぼっくりでも何でも…)を、セロハンテープでペタペタと貼って、簡単リースの出来上がり。
たったそれだけのことなのに、普段、家ではなかなかできない工作のひとときがとても嬉しく、家に帰って少し形を整えて、壁に飾った。ささやかなクリスマス。
昼寝から起きたら、京子もきっと喜んでくれそうだ。


いろんな、初めてのことができた、1歳8か月の日だった。
明日から、12月。