育児サークルに入ろうか

今日は1日、雨が降りそうで降らなかった。午前中から、散歩に出るべきかやめておくべきか迷っていたが、午後、空模様を見ながら思いきって出かけてみたら、子育て広場と駅前の百貨店、カフェに寄って帰ってこられた。
商店街の外れにあるカフェは、手作りのチーズケーキがおいしくて、週末にはたいてい3人(もしくは私1人)で散歩のついでに寄る。京子と2人だけでこのカフェに入ったのは今日が初めてだったんだけれど、京子は今日とうとう、ここのチーズケーキの味を知ってしまった。顔見知りのカフェの店長(たぶん私よりも年下で、感じのいい気さくなお兄ちゃん)が、京子に旬のさくらんぼを2つ出してくれた。京子はもちろん大喜び!


京子は土曜日あたりから、また少し歩くのが上手になった。そして、2週間ほど前からとうとう、「おっぱっ、おっぱっ(おっぱい、おっぱい)」と言うようになってしまった。
「『おかあさん』って言って」と頼むと、「たータン!」と言ってくれる(もちろん愛をこめて)。それから、アンパンマンのものを見つけると「アンパン!アンパン!」とやかましい。百貨店のおもちゃ売り場や西松屋などは、アンパンマンだらけなので、京子はあっちもこっちも指さして、「アンパン!アンパン!」と叫びっぱなし…。


犬の猫の区別もできるようになった。散歩の途中、京子が道の先の方を指さして「ウォン!ウォン!」と言うので、どこに犬がいるのかと周りを見渡してみるが、どこにもいない。京子が指さす先をよくよく見ると、ペットショップの小さな看板に犬の顔が付いていた。…そういうことがよくある。よく見ているなあと感心するし、遠くの小さなものもよく見えているんだなあ…。京子がどういうふうに犬と猫を区別しているのかわからないが、たいてい合っている。
でも、間違えることもまだまだあって、昨日は、雑誌にマンモスの絵を見つけて「ウォン!ウォン!」と言っていたし(これは初めて見る動物ですな…)、家にある絵本についているレッサーパンダの写真を見ると、いつも「ニャーン、ニャーン」(これは見た目、しっぽも長いし耳も三角で猫によく似ているから難しいな)。


そんな京子と毎日、どこへ行こうか、何をしようか、誰に会おうかと、悩ましい今日この頃。
地域の子育てを支援しているボランティアグループが発行している通信を読んでいたら、こんな文が目にとまった。「〜ひとりぼっちの子育てから、みんなで楽しむグループ子育てへ〜」、「核家族少子化が進み、子どもの実体験不足や、身近に子育てについて相談できる人がいない、近所に子どもがいない等、今は親子が地域で孤立しがちになっています。いろいろな親子と出会い、コミュニケーションすることはとても大切。なぜなら、人の心は人の中でしか育たないからです。」…まさに、最近の私がひしひしと感じていたこと…!
地域の公民館で活動している育児サークルがあるので、早速金曜日に見学に行ってみることにした。同じマンションに住む顔見知りのお母さんが、育児サークルの代表の方に連絡をとってくれた。また新しい出会いがあるかな。