はじめてのくつ、そして…

先週の木曜日、京子の初めての靴を買った。京子の1人立ちも日に日にしっかりしてきて、公園に行った時など地面に下りたがるようになり、いよいよ靴が必要だな…と思うようになったから。
京子は、生まれてこのかた買い物に連れて行って泣いたことは一度もなく、親は非常に助かっていた。しかしこの日、いつも行く駅前の百貨店で、靴を試し履きさせてみると、みるみる泣き顔になり…「ヒーーーー…!」(駅前の百貨店にて初泣き)。「なに足にヘンなものはめるん?!」と言わんばかりに泣いているので、仕方なく脱がせるとピタリと泣きやみ、近くにディスプレイされている服(京子の好きなイチゴがいっぱい付いていた)など指さして、「ダッ、ダッ」とケロリとしている。でも、また別の靴を履かせてみると、みるみる泣き顔になって「ウエーーー!!」…。
店員さんは、「靴を履かせると泣く子どもさん、多いですよー。ちゃんと足のサイズを測らせてくれただけでも、おりこうさんやったよー」と言ってくれたのだけれど、こんなハードルがあろうとは思いもよらなかった…。まずは家の中で靴に慣れる練習からしないといけないなあ…と思いながら、とにかくその日、京子のファーストシューズを買った。
家に帰って履かせてみても、やっぱり泣いた。でも、お店で履かせた時ほどではなく、何度か履かせるうちに泣かなくなった(気に入ってはいなさそうだけど…)。


そこで今週は、初めて靴を履いて外出!

↑近くの公園にて。でも、いまいちさえない表情…。
京子は、出かける時、私が帽子をかぶってカバンを肩からかける、ということはわかっている。だから自分も帽子をかぶり、私のカバンを首からぶら下げる。それでこの日、出かける時に玄関で、「ほら、お母さんのあんよ、これがお母さんのくつ。お出かけする時は、お母さんくつ履くよー」と言って履いて見せた。すると京子も自分のくつを指さしたので履かせ、「一緒やね」と言うと、「クッ、クッ」と言って嬉しそうだった。
こんな京子の様子を見ていると、だいぶこちらの言い聞かせることを理解するようになってきているんだなあ…と思う。
京子はいつも、散歩の途中で必ず靴下を脱いでハダシになってしまうので(真冬でも)、いわんや靴をや…で、たいてい途中で脱いでしまうけれど(もちろん靴下も)、とりあえずは京子なりに納得して、出かける時には靴を履いてベビーカーに乗るようにはなった。上の写真は、ベビーカーの上で靴を脱いでスッキリしていたところを、公園のベンチで私がまた履かせたので、とたんに元気がなくなったところ…。
でもまあ、この調子でやっていけば、もう少し時間はかかると思うけれど、そのうちだんだん慣れていくだろう。


靴を履かせて外に出てみたものの、まだまだ全然歩く気はなさそうで、今日の夕方は、靴を履いて外をハイハイしていた京子だが、とうとうさっき、歩きました!
京子がお風呂から上がって寝る前のひとときに3人で遊ぶのが、平日の我が家の楽しみ。今日も、お風呂上がりの京子と夫と私で遊んでいると、1人でたっちした京子がそのまま1歩踏み出し、2歩目に私の方に倒れ込んだ。
「おおっ!!京ちゃん、今1歩前に踏み出したやんな!!!」「京ちゃん、すごいで!!!」(←親バカです…)と、私と夫は手をたたいて大喜び!!京子も一緒に喜んで手をたたいている。
…それで京子のやる気に火がついて、その後は、夫と私の間を、尻もちをついては歩き、歩いては私たちの方に倒れ込んで抱きつき…を何度も何度も繰り返し、今日の最高記録は5歩!京子がしっかりと両足を踏みしめて立ち上がり、嬉しそうに「ヨイショ、ヨイショ」と言いながら、1歩、2歩、3歩…と歩いていく様子には、本当に体が熱くなりました…。
うーん、いよいよ!!これからが楽しみだーーー!!


そんな今日、京子は1歳2か月になった。