気管支炎でした

tamago-ayako2007-02-07

一昨日1回、昨日は2回、京子が吐いてしまった。
気持ちが悪くて吐くという感じではなく、離乳食を食べたり母乳や薬を飲んだりした直後、激しく咳き込んだ拍子にオエッとなって戻してしまう感じ…。それにしても、せっかくお腹に入れたお粥や母乳や薬を噴水みたいに全部吐かれると、母親としてはガックリきてしまう…。でも、顔色はいいし、吐いた後は何事もなかったかのようにケロリとして、「おう!おう!」と騒いで元気そうに見えるのだけれど…。
心配なので、今朝、地元で友人のお父さんが開業しているこどもクリニックに行ってきた。ここに京子がかかるのは初めてだ。数年前に開業したクリニックは、待合室も広々していてとても明るく、真ん中には子どもを何人も寝かせられるくらい広いソファがある。とても快適でびっくりした。京子を抱いて診察室に入ると、高校生の頃から何度も会ったことのある友人のお父さん(先生)がいて、京子を見て「おっ、大きくなったな」と言ってくださった。診察の結果、「のども赤く腫れとるし、痰がからまっとるし、気管支炎やね」。そして、「ひどくなって肺炎を起こすと大変やから」と、痰のとれる抗生物質と咳止めシロップ、それに胸に貼る小さなシールみたいな貼り薬を出してくださった。この貼り薬を貼ると、ゆっくりと薬が吸収されて交感神経を刺激し、気管支を広げてくれるらしい。スゴイ。
診察の前に、看護婦さんから「待合室の外で、上の服を脱がせておいてくださいね」と言われた。そして診察室に入る前には、「怖がるといけないので、お母さんの方を向かせて抱っこして入ってください」と言われ、京子は後ろ向きに診察室に入り、先生はまず京子の背中から聴診器を当てた。なるほど、こうするといつも最初に胸に聴診器を当てられるときに「ヒー…!」と泣き出してしまう京子も泣かずに、静かに受診ができた。そして、前を向いて先生と向き合って聴診器を当てるとき、またいつものように泣き出してしまいそうになったが、横にいた看護婦さんがすかさず「ほら〜、カエルさんだよー」と言って、京子の横の机の上に置いてあったケロッピの人形を京子に見せてくれ、京子が手をのばしてケロッピに夢中になっているうちに診察は終わった。「ありがとうございました」と言って診察室を出て、京子の手をふと見ると、そこにはしっかりとケロッピが…(後で返しました)。
診察の後は、処置室で吸入。これも初めてなので、先生や看護婦さんから「嫌がったら少しだけでもいいよ」と言われたのだけれど、シューッと薬が噴き出している吸入の口を京子の前にもっていくと、普段の習性が幸を奏し、早速手をのばしてつかんで自分で口に入れてなめていた。看護婦さんに「おりこうさんやね〜」とほめてもらいながら、しっかり吸入ができた…。
とにかく、今日は受診ができて本当にホッとした。気管支炎を起こしていることもわかったし、それに合う薬ももらえたし。「抗生物質を飲まんと痰がとれてこないから、何かおいしいものに混ぜて飲ませるといいよ」と先生に言われたので、味の濃いアイスクリームやヨーグルトに混ぜて口に入れる(結構な量があるので、水で溶いていてはなかなか進まない…)。変な顔をするし、あんまりすすんで口を開けないけれど、なんとかなめてくれる。京子がアイスクリームを口にするのは今日が初めて。診察の帰りにコンビニで買ったハーゲンダッツのバニラにオレンジ色の抗生物質を練りこんでいたら、妹に「贅沢な…」と言われた。
今日は、なんとか吐かずに3回薬が飲めた。ヤレヤレである。薬が効いて、少しずつ良くなってくれるといいなー!!土曜日にまた受診の予定。週末には元気になって奈良に帰りたい。


今日の写真は、昨日の夕方の京子。ばあちゃんが買ってきてくれたにぎやかな柄(犬や猫がいっぱいついている)のパジャマを着ている。