京子のおひなさま

tamago-ayako2007-01-31

大安の昨日、実家の両親から京子に、おひなさまが届いた。
夜、京子が寝てしまってから、夫と一緒に箱を開けた。実家の両親と弟が、人形屋さんでさんざん迷った挙句に選んでくれたという京子のおひなさまは、木目込人形の二段飾り。ふっくらとしたお顔のおひなさまに、正絹の裂地を丁寧に着せ付けてあって、私はひと目でとても気に入ってしまった。しかもまるで測ったみたいに、我が家の本棚の上にちょうどぴったり収まった。
我が子のためにひなを飾るのは、母親にとってなんて幸せな役目なんだろうと、京子も夫も寝静まった夜中、おひなさまをひとりひとり大事に並べながら思った。飾り終わった後もひとりで何度も眺めていて、昨晩は寝るのがすっかり遅くなってしまった。
今朝、京子におひなさまを見せた。「変わったものがある!」ということが、もうよく分かるので、京子は足をバタバタさせて笑って喜んでいた。棚のほうに行っては、つかまり立ちをして見上げている(手は今のところギリギリ届かない)。