準備

京子が5か月になったのを機会に、新学期よろしく気持ちも新たに9月1日から離乳食準備を始めている。市の育児教室でもらった冊子には、5か月の項に「10分粥」と書いてあったので、初めてお鍋で10分粥を炊いてみた。炊き上がった10分粥を見た瞬間、今まで液体しか口にしたことのない京子にはこりゃ無理だな…と思ったが、ためしにスプーンで口にはこんでみたところ案の定、「ぶちゅっ」。
気を取りなおして、野菜スープを毎日お昼前の授乳時に少しずつ与えるところから始めてみることにした。これは京子にとっても準備だけれど、私にとっても毎日決まった時間に食事を用意することの練習、準備期間だなぁと思った。初期は栄養を摂ることが目的ではなく、あくまでも慣れていくことが目的なので、京子が口にする量は少し。野菜スープはミルクパンで作って小さい器に分けて冷凍しておくと毎日作る必要がない。時間になったらレンジで温めて、冷ましてから与えている。京子の様子を見ながら無理せずゆっくり。京子も私もだんだん慣れてきた。
今日からは第2段階にすすんでみることにして、20分粥(米大さじ1、水300CC)を作ってみた。野菜スープよりはだいぶどろっとした感じ。お腹をすかせた京子がギャーと大口を開けて泣いているところに、ひとさじべちょっと舌の奥にほうりこんだ。京子はちょっとびっくりした様子だったが、なんだかよくわからないうちに飲みこんだ。よしよし…。20分粥も少量ずつラップに包んで冷凍。しばらくはこれで練習…。
少し前に、mixiをしている子育て中の友人(ぴょんさん)の日記を読んでいたら、小児科の先生に「お母さんは、無人島にいる気で、自分の直感を信じて子育てして下さい」と言われたと書いてあって、なんとなく勇気づけられた。確かに、毎日子どもと向き合っていると、自然に何か「今だ」と伝わってくるものがあるような気もする。ちょっと信じてみようかな。