ついでにする

当たり前のことなのかもしれないが、私は子育てをするようになって初めて「ついでにする」ということを覚えた。子どもの頃から「あんたは要領が悪い」と言われることが多かったので、ずっと「自分はドンくさいんや…」とか「要領が悪いんや…」と思って育ってきた。こんな私が母のように家事ができるようになるんだろうかとしばしば不安に思ったりしたものだが、京子が寝ているスキにササッと無駄なく動く我が姿に、なんとかなるもんなんやな〜とこの頃思っている(今でも決して要領が良いとは言えないと思うが…)。
そんな自分を顧みるに、子どもの頃から「あなたはこれが苦手」とか、大人の口から子どもに言わないほうがいいんだなとつくづく思う。子どもの苦手意識は多くの場合、大人の何気ない一言からもたらされるものかもしれないと思うのだ。
どんなことも、励ましてあげられる親になれたら…と思う。