お食い初め

tamago-ayako2006-08-01

29日(大安)、夫の両親に京子のお食い初めのお祝いをしていただいた。夫の実家の隣にある小料理屋さんで、夫の両親と私たちでお祝いの膳を囲んだ。料理屋のご主人が仕入れた、天然の立派な鯛だった。お店ではみんなでがんばって片面を食べ、あとは包んでもらって我が家に持ち帰り、日曜の夕食に鯛めしを炊いた。それでも夫と私だけでは食べきれず、さらに昨日の夕食、雑炊にしてようやく全部きれいにいただいた。京子の鯛なので、大切に食べなければ。
鯛めしを炊くとき、一生懸命に鯛の身をほぐした。できる限りきれいに身を取り、残った鯛のおかしらを新聞紙にくるむときには、思わず手を合わせたくなった。京子のためにこの鯛は海からきてくれたのだな…と思った。どうか、この子が一生食べものに困ることがありませんように…。
お食い初めが無事終わり、30日で京子が4か月になったのをきっかけに、昨日から野菜スープをなめさせはじめた。小さな鍋に昆布・人参・かぼちゃ・玉ねぎを入れ、かぶるくらいの水で野菜がやわらかくなるまでコトコトと煮る。煮ている間、鍋からは本当にいい匂い。味見をしてみると、野菜ってこんなに甘いものなのかと驚いてしまうほどの、魔法のような甘さだ。味わったことのない方は(子育て中ではない方も)ぜひ一度おためしあれ。育児教室でも試食して美味しいと思ったけれど、家で作ってみてもやっぱり美味しい。
京子もひとさじ、ふたさじ、まんざらでもなさそうになめていた。(白湯や麦茶はすぐにぶちゅっと吐き出すのに。)スープは小分けにして冷凍し(2日分くらい)、残りの野菜は私の昼食になった。特別用意をしなくても、そのときどきに家にある野菜で簡単に作れる。ゆっくりやっていこ。こうしてだんだん味を知っていくんだなあ。
京子、お食い初めと4か月と初めての野菜スープ、おめでとう。