梅雨明け

梅雨が明けたらしい。また朝から3回洗濯をしてしまった私である。京子の布団も干した。
外の気温は31℃。部屋の中は30℃、湿度60%。でも今日は風がよく通るせいか、体がさらっとしている。京子を抱っこしていても苦にならない。梅雨時特有のじめじめとした空気とはちょっと違う。このところずっと、昼頃からエアコンの除湿のお世話になりっぱなしだったが、久しぶりにエアコンなしで過ごしている。
この町は生駒山を越えればすぐ大阪なのだが、大阪とは空気がまったく違う。窓からいっぱいに入ってきて体じゅうに受ける風が気持ちいい。生駒山に繁る木々の恩恵を受けている風だなと思う。生駒山ひとつの存在はとても大きい。
京子が生まれてから初めて迎える夏、私はすっかり綿や麻などの素材の服を好むようになった。ガーゼも好きだ。以前はジャージも楽ちんで好きだったし、ポリエステル素材の服も全然気にしなかったのだが、毎日京子を抱っこする生活では化学繊維の服はべとつく感じがしてなんとも気持ちが悪いことに気づいた。
今まで「天然素材」とうたわれていてもとくに気にとめていなかったのだが、なるほど綿や麻はとても心地良い素材であることを、正直初めて実感。汗をかいても自然に吸収してくれるし、ガンガン洗濯できる。この夏に買ったシャツやパンツはみんな綿100%、麻100%、綿麻である。この気持ち良さを知ってしまうと、もうやめられない気がする。
生駒の風と綿・麻の服で、少しでも涼しくこの夏を過ごそう。