ひと息

tamago-ayako2006-05-05

先月30日、無事奈良に帰ってきた。親子3人水入らずの平和なGWである。
空は晴れ渡り5月の風の音がさやさやと聴こえ京子がすやすやと寝ている昼間、夫婦で「平和やなあ・・・」とつぶやいている。・・・とは言え、奈良に帰ってきて3〜4日の間は京子がぐずる日が続き、2人ともへろへろになっていた。私は夕食を作りながら眠くなるしまつで(のび太のごとくどこででもすぐに眠れるのが自慢の私だがさすがにこんなことは初めてである)、それでも母乳のためと、睡魔と闘いながらやっとのことで夕食を口に運んでいた。
京子にとっては生まれて初めての家。変化を感じとり、不安で落ちつかなかったのかもしれない。「お父さんもお母さんも一緒におるで。大丈夫やで」と繰り返し話しかけた。ようやく昨夜からまたよく寝るようになり、ほっとひと息ついている。
さて、30日の岐阜から奈良まで3時間のドライブは、なんとか順調に乗りきった。高速を下りたところで一度だけ京子がぐずり、最寄りのコンビニに駐車しておむつ換えと授乳をした。そのとき夫に頼んでペットボトルの緑茶を買ってきてもらったのだが、結局なんやかんやで車の中では飲めず、無事我が家に到着して京子が落ちついて寝入って一息ついてからさあ飲もうとふと見ると、夫がたまたま選んできたサントリーの緑茶「伊右衛門」に小さな「てぬぐい」のおまけが付いているではないか。開けてみるとちゃんと手ぬぐいの長さがあり、「伊右衛門」の文字とピンクの梅の模様がかわいい。しかも「全六種」とあり、松竹梅の模様がそれぞれ2種類ずつあるらしい。木綿だから京子のハンカチ代わりにもなる。・・・欲しい!
翌日さっそく京子が寝ついたところで夫に留守番をたのみ、コンビニ3軒をはしごして5本の「伊右衛門」を買い求め、残り5種類の「てぬぐい」を揃えた。これも一種の「大人買い」か?
しかし、今までおまけにそそられて物を買ったことなどなかった私が「てぬぐい」全6種類欲しさに「伊右衛門」5本を買ってしまったのだから、サントリーの「てぬぐい」おまけ戦略は一部でたしかに成功をおさめたのだと言えよう(今回の「てぬぐい」効果で、全国でどの程度「伊右衛門」が売れているのかは知らない)。
それにしてもデザインがかわいいし、しかも役に立つ。なかなかよくできた、センスのあるおまけである(と思う)。やるな、サントリー。だが、あの日あのときあの場所で京子がぐずらなければ、そして私ののどが渇いていて夫に緑茶を頼まなければ、そして夫が数ある緑茶のなかから適当に「伊右衛門」を選ばなければ、私がこの「てぬぐい」を目にすることはおそらくなかった。これもひとつのめぐり合いか・・・。
まだこの伊右衛門てぬぐいをご覧になっていないという方は、ぜひコンビニへ。