育児その後

tamago-ayako2006-04-13

実家で母に3食しっかり作ってもらい、もりもり食べさせてもらいながら(母乳のため!)、試行錯誤の子育てが始まっている。
「帰ったら1人でやらないかんのやから」と、母は基本的に手を出さない。私は自分と京子のペースでやっている。沐浴も最初から1人でやっている(夫が来たときには慣れるために夫にやってもらった)。困ったときや、わからないことがあったときは母に聞いて教えてもらう。母は自営業の仕事があり、一日中ばたばたと忙しそうにしているので、仕事の合間に私の部屋の前を通りかかったときにのぞくくらい。
マイペースな私としては、誰も急かす人がいないほうが慌てずあせらずのんびりやれて気楽だ。子育てが始まって初めて?自分のこのマイペースな性格に感謝してみたりもしている(働いているときにはずいぶんいろんな人に迷惑をかけたので…)。ゆったりした音楽をごくしぼったヴォリウムでかけながら、京子に話しかけつつ自分のペースで。京子はお腹がすいたりおむつがぬれたりして泣いても、抱っこすると「おっぱいがもらえる」とか「あったかい」とか「いいことがある」と思うのか、ぴたっと泣きやんで目をぱちぱちさせている。ほんとうに可愛い。母親になると、日ごとに今まで感じたことのない種類の愛情が子どもに対してあとからあとから湧いてくるのだということを知った。不思議なものだ。
それにしても、育児関係の消耗品の多いことには驚いてしまう。値段もさることながら、なんといってもごみの量の多さに閉口してしまった。その筆頭はなんといっても紙おむつである。1日紙おむつで過ごすと平均10〜15枚分の紙おむつのごみが出る。小さくたたんで捨てられるとは言っても、あっという間に大きめのスーパーの袋がパンパンになる。実家の生ごみバケツも2日であふれてしまい、母が悲鳴をあげていた。私たち夫婦のようにマンション暮らしだとごみの置き場所にも困ってしまうし、夏場は生ごみだけでもにおいや虫が気になっていたのに、いったいどうなるのか…。入院中と退院直後は、自分の体が思うように動かないこともあって紙おむつを使っていたが、今週に入って体もだいぶ動くようになってきたので昼間だけ布おむつに変えてみた。最初は1枚の後ろを3重にして折り、サイズ50のおむつカバーを使ってみたが、京子のおしっこの量が多くて3枚目までぐっしょりとぬれていたり、カバーからおしっこがもれて肌着がべたべたになってしまったりした。母に相談すると「それは1枚ではいかんということやね」ということで、2枚重ねにしてみることにした。それと、おむつカバーのサイズが小さいのではと言う。母が「2枚重ねるやり方忘れちゃった」と言うので、インターネットで調べてみるといっぱい出てきた。
http://jmpd.jp/~yamakumo/2500toilet/2500omutsu.htm
http://homepage3.nifty.com/yochan_hyogo/
http://blog.drecom.jp/kalen/archive/414
私は1番上のHPを参考に、1枚を2つ折りにしてその上にもう1枚3つ折りにしたおむつを重ねて更におむつネットをしくという方法を試してみた。おむつカバーのサイズは60に変えたが、もう少し大きい70〜80でもいいかなと思う。この方法でおむつをあててみると、京子はみつばちマーヤだかみなしごハッチだかのような姿になった。こんな格好でいいのかと少々不安をおぼえて母に見せると「うんうん、これでいい」と言う。…というわけで昼間は布おむつを始めてみた。2枚重ねにするとさすがにもれなくなり、今のところうまくいっている。
うんちはおむつネットがキャッチしてくれるので、使用済みのおしりふきで取ってトイレに流す。水分はおむつが吸収してくれているので、うんちはぽろっと簡単に取れる。おむつネットとおむつを水でよくすすいで、漂白剤を入れたバケツにつけておく。水で汚れがほとんど落ちているうえ、漂白剤に除菌や消臭効果があるのでまったく匂わないし、紙おむつをためこんでおくより衛生的!1日分がバケツにたまったところで洗濯機にかける。夜はわりきって紙おむつを使っているが、ごみの量と紙おむつの消耗が半分に減った。それだけでもどんなにありがたいことか…。
昼間は自分も体が楽だし動けるので、今後もそういうときは布おむつを使ってみようと思う。なんといっても、ごみ…。
私のマイペースな子育てはつづく。