子育てとは

3日前にはつぼみだった紅梅が毎日ぽつぽつと花開いている。毎朝、花が少しずつ増えていく。
私は咲き始めの梅が好きだ。満開の桜も好きだけれど、咲き始めの梅のつつましさが好きだ。桜にはないかぐわしい香りも。隣家の裏にある白梅も咲き始めていた。その花に小さな蜂が遊んでいるのが見える。

昨日洗濯した布おむつ40枚をたたんだ。
ドビー織の仕立て上がりの布おむつも買ったのだが、一度洗濯しただけですでに縫い目から糸が出てきた。自分でミシンで縫ったさらしのおむつのほうがしっかりしていた。でも実際に使ってみたときの使いやすさ(吸水性とか)もあるから、使いながらどれがいいか考えようかな。
昨日も母に、布おむつについたうんちはどうやって洗うのかとかいろいろ聞いていたら、「そう心配しんでも、母親になったら不思議なもので頭で考えるより先に自然に体が動いていくよ。あんまり考えすぎずに気楽にやったほうがいいよ。子育てはまず10年は続くんだから」と言われた。そうかもなー…と思った。
この間は父に「最近の新聞に載ってたんだけど、日本はほかの国に比べて『子育てに幸せを感じる』と答える母親が少ないらしい。子育てに幸せを感じられる母親になれるといいね」と言われた。そうやなあと思う。
母親になる力は自分の中に自然にそなわっているのかもしれない。私はつわりも便秘も腰痛も貧血もむくみもなく、とても快適な妊婦生活を送ってきた。今は子どもの生まれたいように生まれてきたらいいと思っている。母親になったら、今まで知らなかったいろんな思いが自分のなかに湧いてくるのだろう。自分が子どもとどんなふうに関わっていくのか…楽しみだ。