おでかけのまえに

今日の午前中、実家の両親から、両親が育てた野菜や京子への絵本が、大きな段ボール箱で届いた。夫と京子が駅前まで散歩に行っている間に届き、2人が帰ってくると玄関に大きな荷物が置かれているのを京子が見つけて、「にもつ、あけて!」と喜んだ。「京ちゃんの絵本も入ってるで」と言うと、「ちょうちゃんの、えほん、どーこだっ!」とますます喜び、荷物を開けると早速見つけ出して両手でぎゅっと抱きしめ、「ちょうちゃんの!」。今日はひたすら、新しく届いた絵本を繰り返し繰り返し…。

今回の絵本は、私が両親にリクエストして贈ってもらった。どれも、私が子どもの頃に大好きだった絵本で、いつか自分に子どもが生まれたら読んであげたいと思っていた絵本。定番中の定番ばかり。

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

おでかけのまえに (幼児絵本シリーズ)

おでかけのまえに (幼児絵本シリーズ)

どうすればいいのかな? (幼児絵本シリーズ)

どうすればいいのかな? (幼児絵本シリーズ)

↓ それから、『かばくん』と『おやすみなさいコッコさん』。

『かばくん』は、岸田衿子さんのリズミカルな言葉と、中谷千代子さんの柔らかな油彩が素晴らしい。『おやすみなさいコッコさん』は、父のおすすめ。片山健さんの水彩は、私も大好きだ。それからこの他にも3冊。京子はどれも気に入って、何度も何度も読んで欲しがった。おじいちゃん、おばあちゃんからの、嬉しいお年玉やね(新しいかるたと、ポチ袋に入ったお年玉も頂きました→これは京子の口座に…)。素敵な届け物をたくさん、ありがとう!
自分が喜んで読んでいた絵本を、京子が楽しむようになったことが、なんだか感慨深い。特に、『おでかけのまえに』は、主人公が「あやこ」なものだから、本当に大好きだった。母親になって読んでみると、筒井頼子さんも林明子さんも、子どもの世界を本当によく見ているなあ…と、また別の角度から感心する。夫も、「子どもの目線の描き方とか、いいなあ」と、気に入った様子で読んでいた。
京子の絵本がまた増えたので、リビングの本箱を1つ増やして3つに。

これから先、絵本はまだまだ増えるだろうな〜…(おもちゃは極力増やさないようにしている我が家だけれど)。今後は、私の本棚の読まなくなった本を徐々に減らしていって、そちらにも絵本を置けるようにして、「絵本の家」みたいになるといい。


ぐりとぐら」のカレンダーと林明子カレンダーも、リクエストして送ってもらったので、午後は黒豆を煮ながら、林明子カレンダーの方に付いている卓上カレンダーを作った。新しいカレンダーを飾ると、また新鮮な気持ち…。

↑ 「カレンダー林明子の世界2008」。普通の壁掛けタイプの大型カレンダーなんだけれど、前月の日付部分の裏側で、次の月の卓上カレンダーを作れてしまう♪小さな工作ができて、嬉しかった。私はチョキチョキペタペタ、京子は昼寝、夫はパソコンに向かって仕事、お鍋では黒豆がコトコト…ほんとに静かな大晦日の午後…。


京子の子育てのうちに、終わろうとしている1年。思い返せば、気管支炎、初節句断乳、新しい命…。京子とお腹の命に、彩られていたなあと思う。いつも一緒にいてくれて、支えてくれた夫にも、心から感謝。
来年も、どうぞよい年でありますように。