おすそわけ

最近、おすそわけを頂くことが多い。その筆頭はsawacoさんである。彼女は駅をはさんでうちから徒歩20分くらいのところに住んでいる。愛媛生まれ愛媛育ち、愛媛大学サイクリング部出身、大学時代にサイクリングを通じて知り合った。結婚してこの町にお嫁にきて、偶然私も同じ町に住むことになり、不思議なご縁でご近所づきあいをするようになっている。
そのsawacoさんから、10日ほど前「石垣島からパイナップルが届いたから半分こしない?」というメールがきた。彼女は原付に乗ってよく熟した食べごろのパイナップルを半分に切って持ってきてくれた。そのさらに10日ほど前にも、愛媛の実家から届いたとうもろこしやトマトやナスやキュウリや愛媛のまじめなジュースを頂いた。その前はスイカだった。一昨日も「また実家から届いたんやんか〜」と言って、どっさりのじゃがいもやキャベツ、ナス、カルピスを持ってきてくれた。野菜の多くはsawacoさんのお母さんが家庭菜園で育てたもの。彼女はうち以外にも旦那さんの実家とご近所に2軒ぐらいおすそわけ先があるとのこと。実家のお母さんはおすそわけを見越して送ってくださるとのことで、彼女は実家からダンボール箱に何箱も野菜が届くや、おすそわけしてまわっているらしい。そういうsawacoさんの気さくな人柄が私は大好きである。おかげで我が家はsawacoさんのお母さんの野菜の恩恵に預かっている。「これ、sawaちゃんのお母さんが作ったトマトやで」。「これもsawaちゃんちから頂いたナスやで」。このところ夕食時にしばしば交わされる会話。「このごろsawaちゃんちの野菜が多いな」と夫。ありがたいことである。
4日ほど前には、富山のyu-na mamaさん(大学時代の友人)から梨が一箱届いた。彼女の実家ではおじいさんとおばあさんが梨を作っていて、この季節、よく送ってくれる。その梨をお隣のおばあちゃんとご近所のmasakoさんにおすそわけした。masakoさんちに梨を持っていったら「今日、実家でもらったのー」と言って立派な巨峰を2房も頂き、物々交換のようになった。
sawacoさん、yu-na mamaさん、masakoさん、ありがとうございます。