ひなまつり

tamago-ayako2006-03-03

朝は明るい日が差していたが、午後からは雪が舞った。寒さの戻るひなまつりである。
明日から出産のために里帰り。入院や産後の荷物をまとめたり、冷蔵庫の中を整理したりして過ごしている。34週半ばのこの頃はさすがにお腹が張りやすくなり、そんなときは横になるのが一番楽…。横になってお腹を緩めながら本を読んでいるうちに寝てしまっていることも多い。今日はこれまた何度も読み返している川端康成の『古都』を読んでいた。無理せず休み休み片付けよう…。
とは言え、今日はひなまつりなので、夜はささやかながら食後に夫とひなまつりのお菓子を何か食べようと話している。細かくて甘いひなあられをつまみながらお茶を飲むか、はたまたひなまつりケーキをいただくか…。これから駅前の百貨店に夕食の買い物がてらお菓子の吟味に出かけようと思っている。

…というわけで、夕方の駅前百貨店にひなまつりのお菓子を探しに行ってきた。バレンタインのときにも驚いたのだが、洋菓子売り場はいつにない賑わいだった。とくにおひなさまの人形がのったデコレーションケーキが並ぶケーキ屋さんに長い列が。モロゾフにはいったいどんなケーキが並んでいたのか、白いプリンがわずかに残っているだけだったし、和菓子屋さんのさくら餅や草餅も完売していた。幸い私が好きなケーキ屋さんの苺のムース(ひなまつり仕様で桃の飾りが付いている)がまだいくつも並んでいたので、それに決めた。でも洋菓子売り場から離れるとき、もう一度その店の前を通ると苺のムースも残りわずかになっていた。…うーむ。来年はバレンタインもひなまつりも早めに動かねば…。
とにかく今年は、夫と2人でささやかなひなまつり。子どもが生まれたり、少しずつ大きくなってきたりしたら、桃の花を飾ったり子どもが喜ぶようなお寿司を作ってあげたりするんだろうなー…。